新・かっしーのお金のはなし “行動の分散”について

 

資産運用というと、「​富裕層だけがやるもの​」​と思ったり、​「​もう少し先の話​」​と考えがちですが、本来は「​​自分​のライフ・プランニング」に沿って​、​自分または自分の家族にとって必要な準備をする​」​という​もので、まさにこれが「資産運用の根幹」となります。そこで、具体的に資産運用とは何なのかについて、かっしーさんから学んでみましょう。
柏村信光:2008年​来​馬、マラヤ大学​大学​院卒業。ファイナンシャルアドバイザー。イギリスCISI認定。イギリスCII認定。マレーシア・ラブアン金融庁公認


皆さん、こんにちは。これまで、イソップ物語「ガチョウと黄金の卵」を通して、〝行動の分散や"〝時間"の重要性について話してきました。
今回の内容に入る前に、物語を少しおさらいします。農夫の飼っていたガチョウが、ある日、黄金の卵を産んでいました。その日以降、そのガチョウは一日一個、必ず黄金の卵を産むようになり、そのお陰で農夫は裕福な生活をできるようになりました。しかし、一日一個では我慢できなくなり、「ガチョウのお腹の中に金塊があるのでは」と考えた農夫は、お腹を切り裂いてみたものの、金塊などなく、ガチョウも死んでしまいました…、というあらすじです。
今回は、前回までに触れた〝行動の分散"の重要性についてもう少し掘り下げてみようと思います。
物語のなかでみられる〝行動の分散"は、農夫は自分が畑仕事をして生活を成り立たせるなかで、ガチョウを大事に育てていると黄金の卵を一日一個産むようになった、という箇所です。ここだけをみると、「黄金の卵なんて産まれません!」という声が聞こえてきそうですが、この際、生まれるのは黄金の卵ではなく、普通の卵でもよいと思います。普通の卵であったとしても毎日生まれたなら、〝行動の分散"が〝収入の分散"となり、農夫の生活に、経済的・精神的な安定が与えられるはずです。
実際の資産管理・ファイナンシャルプランニングにおける〝行動の分散"を考えてみると、例えば、これまで日本円しかもったことがなかったが、一部ほかの基軸通貨(例えば米ドル)をもつ、あるいは家族のライフプランニングを考えて預金はきちんとしてきたが、万が一に備えて生命保険をもつ、また、国民年金以外で、できる範囲で個人年金をもつなど、極端な分散行動をしなくても、多少の分散により、経済的・心理的に生活の安定性は大きく増します。
何でもかんでも分散すればよい、という話ではありませんが、集約されて10あるものを、9対1、8対2とするだけで、ライフプランニングに〝耐性"が出てきます。目の前のことで忙しくなってしまうこともあるかもしれませんが、少し立ち止まって、どこかに行動が集約しすぎていないか、振り返ってみるのもよいのではないでしょうか?

 


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2018/12/03 | カテゴリー:かっしーのお金のはなし

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