新・かっしーのお金のはなし コア・サテライト運用のススメ

 

資産運用というと、「​富裕層だけがやるもの​」​と思ったり、​「​もう少し先の話​」​と考えがちですが、本来は「​​自分​のライフ・プランニング」に沿って​、​自分または自分の家族にとって必要な準備をする​」​という​もので、まさにこれが「資産運用の根幹」となります。そこで、具体的に資産運用とは何なのかについて、かっしーさんから学んでみましょう。
柏村信光:2008年​来​馬、マラヤ大学​大学​院卒業。ファイナンシャルアドバイザー。イギリスCISI認定。イギリスCII認定。マレーシア・ラブアン金融庁公認


今回の内容は〝コア・サテライト運用”に関してです。これは、個人のレベルでも資産運用を考える際の基本となり、かつ非常に大事な考え方だと思っています。コア・サテライト運用とは、コア(安定的な運用)とサテライト(積極的な運用)と、自分の運用ポートフォリオを分けて考えるもので、コアでは中長期的な安定運用を目指し、サテライトで相対的により大きなリターンを目指すものです。通常コアになり得るものとしては、価格変動が小さいもの、例えば、先進国債券や広く内容分散されているもの、運用コストが小さいものなどが挙げられます。サテライトになり得るものは、後進国株式や、不動産投資、テーマ型ファンド、FXなど価格変動が相対的に大きいものや中長期的な目線を必ずしももたないものが挙げられます。
通常、資産運用と聞くと、いわゆるサテライトに分類されるものを想像される方が少なくありません。そのことから、初めての資産運用がサテライトの運用だけとなってしまう人もいます。とっかかりとしては、コアでもサテライトでもどちらでもいいかもしれませんが、例えば、サテライトに分類されるもので運用を始めて、さらに踏み込んでいく先がまた新しいサテライト、その次もサテライト、と結局サテライトのみのポートフォリオをもっている方もいます。この行為はゼロか100か、のような要素を強めてしまうので、やはり定期的に振り返ってコアとサテライトのバランスを整える必要があるかもしれません。
反対に、コアの運用すらもってない人、いわゆる通常預金しかしていない人は、これはこれで将来的には大きな問題につながりうると思います。私の考える一番の懸念は、反資産運用主義を貫いた結果、ある程度年齢を重ねた後に資産運用の必要性を抱き、ファイナンシャルリテラシーを高める機会がなかったにも関わらず、サテライト運用に極端に偏った資産運用を始め、大きく資産を失ってしまうというシナリオです。日本国内をみると、預金一辺倒の人が多い分、この懸念は大きいと言えるのではないでしょうか。
今回お話ししたコア・サテライト運用の話は、既に確立されている方法論の一つです。個人個人のライフプランニングによってポートフォリオの内容の差はでてくるということを理解しなければなりませんが、何より大事なことは、大きな額を、ということではなくとも、少しずつ早いうちから資産運用に対して経験値をつけていくということだと思います。その際にこのコア・サテライト運用という方法論は非常に参考になると思っております。

 

今月のまとめ

資産運用に対する経験値をつけていくなかで、正しい思考ベースをもつことは非常に大事です。今回触れているコア・サテライト運用は、間違いなくそのベースになってきます。
何事もバランスが大事と言いますが、資産運用についても同じことが言えるのではないでしょうか。

 

 


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2017/09/19 | カテゴリー:かっしーのお金のはなし

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