2014年8月-この人のセニョ〜ム 柿田文和さん

konohito先が見えない時代ですから、自分で生きていく力を養うことが大切。

1974年生まれ、群馬県高崎市出身。2012年に来馬し、ポケットWiFiレンタルのVisonDataと、投資コンサルティングの株式会社トライアングルズを立ち上げる。15年以上の株売買の経験をもつ「サヤ取り投資術」のプロ。6年間続く「サヤ取り王子」のブログが評判となり、著書『今どき株で儲けるサラリーマンの週30分ルーティン投資術』はAmazonで1位を獲得。

 「いったい本業は何で、どういうキャリアをおもちなんですか?」という少々不躾な質問からインタビューは始まった。海外でインターネットが使える「ポケットWiFi」のレンタル会社を経営している柿田さん。はつらつとしていて若く見えるのに、すでに株に関する著書があり、投資コンサルティングの会社をマレーシア、香港、日本で経営しているなど、多方面で活躍されており、ずっとそのバックグラウンドが知りたかったのだ。「マレーシアに来る前は、IBMで15年間システム開発をしていました」と、意外にも「普通」なキャリア…だが、やはり続きがあった。就職してすぐに株の売買を始め、株売買の手法の一つである「サヤ取り」を極め、株価の動きをウォッチするためのプログラムを自分で組んだ。不動産投資、事業投資など投資関連はひと通り経験し、ブログを通じて知名度も高まり、自著の出版も経験…と、やはり、ただ者ではない。

 だが3年前、転機が訪れた。あの東日本大震災である。奇しくもその日は結婚10周年の記念日。だが、2人のこどもたちも妻の真理子さんも帰宅難民となり、その日は家族での時間を過ごせなかった。千葉にある会社ビルも自宅周辺も震災の被害を受け、自分や家族の将来を改めて考えるきっかけになったという。数ヵ月後、不動産投資の視察のために十数年ぶりに来馬。予想以上に活気のあるマレーシアを見て、すぐに家族での移住を決意。翌年2012年には仕事をやめて来馬し、起業した。外国人でも2リンギで法人をつくれるマレーシアは起業するにはもってこいなうえ、多民族国家なのでこどもの国際感覚を養うのにもいい。「仕事が楽しいから、毎日が楽しい。こどもの教育次第ですが、当分はマレーシアにいるつもり」とにっこり。

 最後に、起業を目指す若者へひと言お願いします! 「先が見えない時代ですから、会社にしばられたくないなら、会社が副業を禁止していても、どんどん副業をがんばって、自分で生きていく力を養うことをおすすめします。あと、ポケットWiFiもそうですが、『不便だな』と感じたところに新しいビジネスのヒントがあるので、常にアンテナを張り巡らせていること」。とことんポジティブでパワフルな柿田さんに、なんだかパワーをいただきました!

2014/08/06 | カテゴリー:この人のセニョ~ム

このページの先頭へ