2017年4月-この人のセニョ〜ム 鈴木 俊徳 さん

鈴木 俊徳 さん
諦めたら成功はない。軸をブラさないで、
信じたことを続けることが大切。

ミドリテック社代表。1965年9月25日、茨城県出身。血液型O型。大学では電子工学科を専攻。卒業後はアンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)社に就職し、経営コンサルタント業務に携わる。大学時代の同級生だったマレー系マレーシア人と結婚し、1993年に来馬。日系企業で働いた後、2007年に、再生液剤「ナチュロン」の販売とコンサルタントを手掛けるミドリテック社を創業。
「就職情報誌の索引のページを開いてみると、ア行でトップに名前が載っていたのがアンダーセン・コンサルティング。よし、ここにしようと思った」と鈴木さん。
これ、(大学では電子工学を専攻しながら)なぜコンサルティング会社に就職したのかを質問したときの返答。冗談のような話に聞こえるが、高校時代には、地元土浦でバイクを乗り回し、とことんヤンキーしていたという、半端ない鈴木さんだから、分からないでもない。そう、今年52歳になる鈴木さんの経歴を知ると、とにかく一度「やるぞ」と思ったら、とことん執着して諦めないで、極めてしまうタイプ。
鈴木さんは今から24年前に来馬、日系商社に就職し、13年間働いた後に独立。2007年にミドリテック社を創業し、現在、マレーシアをはじめインドネシアやタイ、ベトナムの農家やエビ・魚の養殖場のコンサルティングを手掛ける。そのコンサルティングの要は、「ナチュロン」という日本で製造された微生物が入った液剤の販売だ。
「ナチュロンは、どんな土地や水でも、もとのコンディションに戻す力のある液剤で、いわば土と水を再生する液剤です。成分は乳酸菌、納豆菌、イースト菌の3種。マレーシアでは米・野菜農家、インドネシアでは米・野菜農家とエビや魚の養殖場、ベトナムとタイでは米と野菜農家が主なお客です」と鈴木さん。今では月の大半をこれら近隣諸国への出張に費やし忙しい毎日だが、独立当初は「ナチュロンが売れない」苦しい日々が続いた。
「最初の5年間は、明日じゃなく、『今晩、どうやってこどもたちに食わせるか』で悩むほどでした。でも決して諦めない。というか失敗するなんて思っていませんでした。失敗という選択肢はなかったですね」。訪ねた農家では、ナチュロンの安全性を説得するために、自らその場でナチュロンを飲んだりもした。
KL近郊のセキンチャンで採れるお米。実は、鈴木さんのナチュロンが関わっていた。「収穫量は1ヘクタールで9~10トン。2009年に世界一の収穫量と評されました」。
最近では農家以外にもサプリや、ネスレのベビーシリアルなどの原料へと販路も拡大。さらには、「今、育毛剤にも使えるんじゃないかって、模索中なんですよ」。

2017/04/10 | カテゴリー:この人のセニョ~ム

このページの先頭へ