2018年9月-この人のセニョ〜ム ハヤトゥール マルディア さん

ハヤトゥール マルディア さん
「マレーシアと日本のどちらも私自身
これからも2つの国と暮らしていきたい」

1982年6月26日生まれ。B型。マレーシア出身。5歳から20歳までを日本で過ごす。現在は会社員として働きながら、週末は義弟が2016年に立ち上げたアイスクリーム「SEJUK ICE」の出店を手伝うことも。得意料理はだし巻き卵、煮物、味噌汁。現在、日本・マレーシア両方のルーツを大切にしながら生活している。

現在35歳のハヤトゥールさん。少しシャイな雰囲気を出しながらも、日本語で明るくインタビューに答えてくれた。マレーシア人の両親をもち、5歳までマレーシアで過ごした後、父の仕事の都合により日本へ移住。幼稚園から短大を卒業する20歳まで、長野県・福島県で過ごし、父の定年を機に再びマレーシアで暮らすことに。しかし20歳の頃はマレーシアでの生活に馴染むことができず、再び日本へ。日本でキャリアを積んだ後、2016年にマレーシアで暮らすことを決めた。
「日本とマレーシア、どちらのルーツを自分はもっているという感覚もあります。だから両方の良さや、そうでないところもなんとなくわかるんですよね」。
現在は、マレーシアにおいてカード会社で勤務、日本マーケットの担当をしている。常に日本の経済やトレンド、社会についての情報をキャッチし続けているという点が彼女の強みだそう。「小さい頃から日本で過ごしているので、どこか少しでも日本の情報に触れていたいなというのはあります。仕事と言えど、好きで調べている部分が大半ですよ」と楽しそうに話す。また、職場で日本語を使うことが多い彼女にとって、慣れ親しんだ日本語は心の拠り所になっているそうだ。
日本と関わりの強いハヤトゥールさん一家は、義弟が日本風のアイスクリームを販売する「SEJUK ICE」を2016年11月に設立。義弟が日本で生活していた際に、日本のアイスクリームの美味しさに惚れ込み、マレーシアで会社を立ち上げた。イベントに出店する際は、ハヤトゥールさんも手伝いに行くことも多いそうだ。
「アイスクリームはハラール製品。特に日本で売られているようなモナカはハラールのものがないので、日本の良さとハラールを組み合わせたら、ローカルの間でも話題になり、大人気の商品です」。
最近では毎週末2000本もの注文がローカルの結婚式の際にあったり、日系企業からの注文も増えてきているという。「自分は他の会社に務めているけれど、一から会社を立ち上げた義弟を応援したい」と家族でビジネスを支えている。
「日本のキッチリしているところは素敵だと思うけれど、マレーシアののんびりしたところも魅力。どちらの国にもルーツがあるからこそ、どちらも大切にしながらマレーシアで暮らしていきたい」と今後について教えてくれた。

2018/08/28 | カテゴリー:この人のセニョ~ム

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