ぶどう酒百味旅 ~最初のひとくち 想いの滴~ 第7回

【紫音のおすすめワイン】
コート・ロティ(LES BECASSES/フランス産 シラー種)
ミトロ(豪州産 シラーズ種)


「茉奈佳奈(まなかな)」と言えば、誰もが知る双子タレント。それ以外の双子有名人でいうと「おすぎとピーコ」しか思いつかない私ですが、葡萄品種の双子なら一つ知っています。私が若い頃飲んだワインで「これは凄い」と感じたワインがあります。コート・ロティというフランスローヌ地方(リヨンの南)のもので、シラーという葡萄品種が使われています。
話は変わりますが、当店にてお客様から「お勧めの赤ワインはどれですか」と聞かれた際、豪州産のシラーズという品種を使ったワインをお勧めすることがあります。フランスの「シラー」と豪州の「シラーズ」。スペルはこうです。「SYRAH」と「SHIRAZ」。歴史を紐解けば、その起源はフランスにあります。19世紀初頭にシラーの苗が豪州に持ち込まれ、その環境に適合し、すでに200年以上経ちました。元は同じ品種ですが、長い年月を違う環境で育ったため、その個性も少し違ったものとなりました。「黒コショウの香りを強く感じる」のがシラー、「濃厚な果実味に溢れている」のがシラーズ。よく言われるそれぞれの特徴です。

 
 

【ワインに合わせて 豪州シラーズ】

 

ソムリエ認定試験。筆記試験に合格すると、次は1ヵ月後の二次試験「ブラインドテイスティング」です。産地、品種などを限られた時間の中で探っていきます。私の受験時に出題された2種類の赤ワイン。その一方が「豪州シラーズ」でした。そんな理由で愛着のある品種です(外していたら嫌いな品種になっていたかも)。因みに、その後試験は論述、更に1か月半後の実技試験へと続いていきます。
力強く骨格があり、凝縮感のあるシラーズ。言うまでもなく「しっかりした肉料理」と最高の相性です。そこでさらに私がお勧めしたいのが「バーベキューにシラーズ」。塩で焼いた肉にもよし、タレに漬けた肉にもよし。マレーシアでの生活で何気に多いバーベキューのお誘い。シラーズ片手に参加すれば、喜ばれること間違いなしです。付け加えて一つアドバイスを。バーベキューの際は、赤ワインであっても少し冷えた状態で飲む方が美味しく感じられます。「冷たい」ではなく、「ひんやり」感じるほどの温度。飲み始める一時間前に冷蔵庫へ入れておけば十分です。
 
 

【塩見さんの一言】
豪州以外のシラーズで私がお勧めするのは南アフリカのシラーズ。こちらもコスパに優れ、大満足間違いなしです。

 


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2019/06/01 | カテゴリー:ぶどう酒百味旅

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