わくわく!マレー語の暮らし - pedas プダス = からい

sedap スダッ(プ) = 美味しい

この「からい」という日本語訳は適当ではないのでは?と思う今日この頃。近所のモスクへ行くと、知り合いのおばちゃん達がよく色々なマレー料理を作って持って来てくれるのですが、ちょっと赤い唐辛子が入っている料理を食べて「pedas」とつぶやこうものなら、「え?は?どこが?!」といぶかしげな顔をされてしまいます。少しでも舌にピリッときたら、日本語なら「からい」と言いますよね。マレー料理で、cili padi (チリパディ)と呼ばれる緑の小さな唐辛子がこれでもかと入っていたら、それはもう「激辛」レベルです。それを美味しそうに食べているマレーシアの皆さん。私は日本では辛いものが得意だと自負していたけれど、レベルが違いました。
そんなマレーシア人でも「pedas」と言っている時がありました。夫の田舎の料理は都会よりもっと辛いと感じていますが、さらにある時、親戚のおばちゃんが緑の唐辛子を入れ過ぎてしまったのです。先に唐辛子やら香辛料やら準備したのはいいけれど、主役の魚が思ったより少なかったらしく、でも、まあいいやと全部入れてしまったとか。これはもう、私にとっては口の中が大惨事でした。このレベルがpedasなら、日本語訳は「激辛」の方が適しているかもしれない、と思います。
こどもたちはどうしているのでしょう。幼稚園のこどもたちがモスクを訪問するので、お昼ごはんを配るお手伝いをしたことがあります。メニューはビーフンゴレン(焼きビーフン)でした。これならこどもも食べやすい!あれ?赤い点々が…。これはまさしく唐辛子。おそらく、乾いた赤唐辛子を水で戻してたたきつぶした(またはミキサーで撹拌した)ものでしょう。激辛ではないものの、こども向けなのに唐辛子を入れる?!というのが驚きでした。唐辛子が入っている=pedasではなく、唐辛子が入っている=sedap(美味しい)のようです。
「辛さ控えめ」と言いたい時は「kurang pedas(クラン プダス)※1」と言いますが、これは気を付けましょう。私たちの控えめレベルと、彼らの控えめレベルはだいぶ違います。本当にやめてほしい時は「唐辛子はいらない」=「tak nak cili(タッ ナッ チリ)※2」と強く言いましょう。ちなみに、腕でバッテンを作る日本流ジェスチャーは、ウルトラマンと間違えられるので注意してください。ああ、辛い(つらい)!

 

2019/04/02 | カテゴリー:わくわく!マレー語の暮らし

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