わくわく!マレー語の暮らし - makan マカン = 食べる

makan マカン = 食べる

夫の実家に泊まる…。嫁としては多少なりとも気を遣うイベント。これは万国共通なのか、はたまた日本だけなのか。夫の実家に到着した瞬間から検証していきたいところですが、前回の続きで朝の挨拶を見ていきましょう。
たいてい親戚の結婚式や断食明けなど大きな行事がある時に泊まるので、義理兄弟・甥・姪と、たくさんの家族が一度に集まって広間にごろごろ寝ています。それぞれに朝のお祈りを済ませ、また寝る人、小声でおしゃべりを始める人、そんなこんなで明るくなっていきます。さあ、今こそ「Selamat pagi(スラマッパギ)=おはようございます」と挨拶だ!と意気込んだら、皆さん私の顔を見るなり「マカン」と言います。
パターン1。まだ誰も朝ごはんを食べていない状況。「マカン」と声をかけ合えば「さあ、朝ごはんを用意しましょう」という感じ。
パターン2。だいたいいつも義母がさっとナシゴレンやミーゴレンを作るのですが、その状況で「マカン」なら、「さあ、朝ごはんを食べましょう」という意味。手伝わなくていいのか?という問題ですが、どうやら作りたい人が作ればいいらしいです。
パターン3。食べている最中の人が、今起きてきた人に「マカン」と言えば「お先に頂いています。さあ、あなたも食べて」という感じで、それに応える「マカン」は「私のことは気にしないで、どうぞ食べて」という感じ。とにかく朝から挨拶代わりに「マカン」が飛び交っています。
実家にいると朝から晩まで常に「マカン」と声をかけられるので、私の名前はマカンちゃん?!と冗談半分に思ったことも。最初は言われたら食べなくてはいけないと気を遣ったものですが、今は「マカ~ン」と適当に返事をしています。
一般的な挨拶でも、マカンが使われます。日本では「いい天気ですね」「寒いですね」と天気の話題ですが、マレーシアでは「Sudah makan?(スダマカン?)=食べた?」と声をかけます。すでに食べていれば「Sudah(スダ)※1」、まだ食べていなければ「Belum(ブルム)※2」と応えます。簡単なやりとりなのですが、午前11時半頃にこれを聞かれると、困ってしまう私。朝ごはんは食べたけど、昼ごはんはまだ…。なんて真面目に応えなくてもいいようで、だいたい「スダ~」と応えておけば、平和な挨拶となるようです。

 

2018/12/27 | カテゴリー:わくわく!マレー語の暮らし

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