アンナ先生の健康アドバイスー第3回

 

デング熱にかからないためには

デング熱は、デングウイルスに感染することによって発症する感染症です。感染した蚊にかまれた場合、初期症状は、発熱のほかに頭痛、目の奥の痛み、顔面紅潮、続いて全身の筋肉痛、関節痛、全身倦怠感が現れます。熱は3~5日間継続し、解熱とともに痒みを伴った発疹が胸部や四肢に広がることもあります。
現在デングウィルスに対する特異的な治療法はなく、対症療法が主体となります。また、有効な抗ウィルス薬がないので、突然の発熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、直ちにお近くの医療機関へ受診してください。
以下、蚊の繁殖を防ぐ方法と、かまれないための対策です。
①ご家庭に花瓶や、水を溜めている容器がある場合、小まめに水を取り替え、花瓶の中も洗いましょう。その際、蚊の卵を取り除くために植物の根も洗います。
②戸建ての場合、1週間に一度、排水溝や雨どいに詰まったものを取り除き、排水溝に漂白剤や殺虫剤を撒きましょう。
③蚊が家に侵入しないように、窓やドアに網戸の設置や、睡眠中の蚊帳の使用をお勧めします。
④外出の際、蚊よけスプレー、パッチなどを塗布し、蚊が繁殖しやすい時間帯(明け方と夕方)は長袖、長ズボンを着用しましょう。
⑤蚊は家の中のベッドの下、ソファやカーテンの後ろなどの暗い場所を好む傾向があるので、それらの場所に虫よけスプレーを定期的に撒きましょう。
⑥蚊は非常に敏感に熱を感知します。 暗い色が熱を吸収し、明るい色が熱を反射する傾向があります。蚊は暗い色に引き寄せられるので、暗い色の服を着ることを避けましょう。

プロフィール
アイルランド・ダブリン大医学部卒(MBBCHBAO取得)。小児科、産婦人科、麻酔科、救急科、皮膚科、整形外科での経験を経て、2018年にのぞみクリニックを開業。自身も母親という立場から、こどもや女性にも優しいクリニックが信条。


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2018/12/27 | カテゴリー:アンナ先生の健康アドバイス

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