アンナ先生の健康アドバイスー第6回

 

ビタミンDの重要性

子どもの間でビタミンD欠乏症が増えていることをご存知でしょうか。
ビタミンDは、骨や歯を作るのに必要とされるカルシウムとリンの吸収を助け、筋力を強化するのが主な働きです。
ビタミンDは体内に二つの方法で取り入れられます。一つは食品やサプリメントなどからの経口摂取、もう一つは紫外線にあたることで皮膚から合成する方法です。 ビタミンDは人間が唯一体内で生成できるビタミンであり、これが大きな特徴です。
ビタミンDが欠乏すると、腸管からのカルシウム吸収の低下と腎臓でのカルシウム再吸収が低下し、カルシウムが不足して低カルシウム血症となります。そのため、骨の軟化が起こり、成人、特に妊婦や授乳中の方は骨軟化症になります。また、こどもは骨の成長障害が起こり、姿勢が悪くなったり、足の骨が曲がったり、くる病になったりします。骨量が低下している高齢者の場合は、骨粗鬆症になりやすく、骨折による寝たきりのリスクが高まります。
ビタミンDが多く含まれる食べ物には、魚類(イワシ、サンマ、ブリ、サケ)、キノコ(干しシイタケ、キクラゲ)、卵などがあります。ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、炒め物や揚げ物など油と一緒に摂取することで吸収率がアップします。
ただし、食べ物からの摂取は必要量の1/3程度。残りは太陽を浴びて増やす必要があります。紫外線の浴びすぎはよくないですが、1日15~30分程度の日光浴で、ビタミンDを増やすことができます。
ビタミンレベルが気になる方は、採血でチェックできますのでお気軽にお問合せください。

プロフィール
アイルランド・ダブリン大医学部卒(MBBCHBAO取得)。小児科、産婦人科、麻酔科、救急科、皮膚科、整形外科での経験を経て、2018年にのぞみクリニックを開業。自身も母親という立場から、こどもや女性にも優しいクリニックが信条。


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2019/04/01 | カテゴリー:アンナ先生の健康アドバイス

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