2012年11月-「コタキナコのボルネオ探検」31

巨大サルノコシカケ

ここは、サバ州・キナバタン川支流・アバイの鬱蒼としたマングローブ・ジャングル。昼間に見つけた大きなサルノコシカケ(きのこ)は、幅が80センチほどもあり、ほんとうに猿が腰掛けている姿が想像できるような巨大なもの。その威力に負けて大きな木も立ち枯れしています。夜になって同じ場所にナイト・ウォークに出かけました。そして、懐中電灯に照らし出された巨大サルノコシカケは、昼間と何か様子が違います。上部からモクモクと煙が立ち上がり、止まったかと思うと、今度は下の方から妖艶な煙が揺れ出ています。一瞬「燃えているのか?」と思いました。胞子の放出です。まるで中で誰かがタバコを吸っているように、大量の煙状の胞子が、間隔を空けながら吐き出されていきます。

数十年かけてこの大きさになったと思われるこのサルノコシカケ。毎晩、闇に紛れてひっそりと大量の子孫を吐き出しているのでしょうか? それとも雨に打たれた後? ボルネオのジャングルには、不思議がいっぱいです。

コタキナコ

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