2015年7月-「コタキナコのボルネオ探検」63

オランウータン

 Clipboarder.2015.07.01

 ボルネオ島のシンボルともいえるオランウータン。ボルネオ島のネイティブのカダザン語では、Kogiuと呼ばれています。オランウータンのこどもは、6~8才まで母親と一緒に暮らし、果物のとり方や寝床のつくり方など熱帯雨林で生きてゆく術を学びます。母子以外は単独行動です。

 赤ちゃんを抱いた野生のオランウータンに出会ったことがありますが、木の枝を揺らしたりこちらを睨み付けて赤ちゃんを守ろうとしている姿は、母性の強さを感じさせました。近年、森林伐採やヤシ油農園の拡大で、オランウータンやボルネオゾウ、サンベアーなどの棲みかが急速に失われています。行き場を失った動物達は、プランテーションや村に迷い込み、害獣として捕らえられたり、こどもはペットや見世物として違法に飼われたりしています。

 セピロック・オランウータンリハビリテーションセンター、ボルネオ・サンベアー・コンサベーションセンター、ボルネオゾウ・レスキューセンターをはじめ、野生生物局直轄の動物園などでは様々なレスキュー活動を行っています。ただ「かわいい!」と見るだけではなく、彼らの仲間の現状に少しだけ思いを馳せてみてください。

コタキナコ

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る