2016年8月-「コタキナコのボルネオ探検」76

ウツボカズラ

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 トレッキングでのお楽しみの一つは、珍しい植物との出会い。特に、ボルネオでしか見ることのできない熱帯雨林の巨木や可憐な蘭、世界で一番大きな花ラフレシア、食虫植物の代表ともいえるウツボカズラなどは、そのユニークな形や生態に魅了されてしまいます。
ウツボカズラは、葉から伸びたツルの先に生き物を溶かす液体を蓄えた捕虫袋が付いています。サバ州で見られるウツボカズラは、小指の先程の小さなものから、30cm以上のものまでバラエティに富んでいます。低地には小さく色も緑色のものが多く、生息している標高が高くなるにつれて、色が赤みを帯びサイズもジャンボ化します。中に滑り落ちた昆虫や小さなカエル、ねずみなどを溶かして栄養にしてしまう強烈な消化液ですが、まだ若く蓋の開いていないウツボカズラの中の液体は、昔はお腹が痛い時の胃腸薬として飲まれていたそうです。また現在は、ほとんどありませんがお祝いごとの時に、中に米を詰めて蒸したほんのりピンク色のウツボカズラご飯もつくられていたそう。藪に絡まって生息しているウツボカズラ。トレッキングの時に長~く伸びた葉っぱを目印に捜してみましょう!

コタキナコ

2016/08/05 | カテゴリー:コタキナコのボルネオ探検

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