2014年11月−荷中の歴史観の違い、出雲王朝への「国返し」、奇跡を起こした人

今では少なくなっているが、サバ州には日本の軍歌を覚えている老人が多かった。実は私は、「愛国行進曲」を妻の父親から教えてもらった。サバ州は親日的で、中国系にも軍歌を覚えている老人は多く、そのうちの一人は漢字と平仮名で歌詞を書いて見せてくれたものだ。

 

X月某日

dokusho 中国の現在の習近平政権の反日攻勢は幾分弱まったが、引き続き日本の歴史認識を問題にしている。過大に誇張された南京大虐殺はともかく、日本軍を始め当時の日本全体が中国に対して非常に傲慢で、多くの中国人を殺しまくった歴史への理解を深めるよう求めているのだ。児島襄著『日中戦争1〜5』(文春文庫)を読むと、その歴史的事実に圧倒される。

日中戦争は、1928(昭和3)年から多くの日中両軍の衝突を経て、1937(昭和11)年から全面的戦争となり、1945(昭和20)年の敗戦まで約15年間続いた泥沼の戦争だ。いずれも日本軍が攻撃を仕掛け、戦闘の度に両軍に数百〜数千の死者を出し、それも中国側の死者が多い消耗戦だった。日本は日中戦争と太平洋戦争に関して東京裁判で断罪され、やっと1952(昭和27)年に国際社会に復帰した。日本人は、この歴史的事実を忘れて

X月某日

最近、皇族女性と出雲王朝の子孫が結婚したが、その婚約会見を見た時は思わず苦笑した。皇族女性がいかにも征服側の朝鮮渡来の弥生人の顔立ちで、出雲王朝の子孫はいかつい顔に体毛も濃そうで、いかにも被dokusho2征服側の日本原住の縄文人という感じだったからだ。

そこで私はこの際、皇統の問題などで消滅しそうな現在の皇室から、元々の日本の王朝だった出雲王朝の子孫に日本国の統治権を返上する、「国譲り」ならぬ「国返し」を実施したらどうかと考えた。「古事記」「日本書紀」の日本神話の前半のほとんどが出雲神話で、日本神話の神々をわかりやすく解説している武光誠『日本神話と神々の謎』(リイド文庫)も、大和王朝による出雲の軍事征服以前は出雲での出来事の記述が多い。この機会に、日本の古代史を振り返り、現在の皇室のあり方について思いを馳せるのもいいだろう。

X月某日

dokusho3 脳梗塞が起きて1年以上が経つが、日々のリハビリの効果もあまり上がらず、このまま人生を朽ち果てそうだ。インドネシア風イスラム教+アニミズム、プロテスタント、カトリックのそれぞれの信者からの熱心な誘いを受けて、それぞれの祈祷を受けたが、やはり既成宗教を信じていない私には、全く効果がない。それでも私は、奇跡自体は信じている。

奇跡といえばイエス・キリストで、彼の行った数々の奇跡は呪術であり、現在でも世界中で行われているから、宗教的解釈は必要ない。林陽編訳『封印のバチカン文書』(徳間書店)は、バチカンや元コンスタンティノープル(現イスタンブール)の古い図書館、更にはチベットの寺院に保管されている古文書の内容を紹介してあり、イエスについての同時代の証言記録も多く取り上げている。私には信じ難いのだが、セム系ユダヤ人であるイエスが北欧人並に長身で金髪碧眼だったという説は、随分と昔から流布していたようだ。

三好良一

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