2016年2月-次女の入園

1月4日より、ローカル学校は新学期が始まった。長男は4年生、長女は2年生になった。昨年の学期末、成績表をもらうと同時に、そこには次学年のクラスが書かれていたし、担任も決まっていたため、私が小学生の頃、新学期を迎える時に味わったドキドキ感はない様子で普段通りに登校していた。

昨年、次女は家の近所にあるモンテッソーリのナーサリーに通っていた。ショップロットの2階にある小規模な園で、手厚くお世話されていた。お勉強もなく、誰かの家に友達が集まっているような、そんな感じの1年だったが、同年代のこどもと過ごすことや、親から離れる練習の場としてとてもよいところであった。そんな彼女が今年から通うのは、長男長女が通う小学校付属の幼稚園だ。長男長女の時代、この幼稚園はものすごいおんぼろで、お化け屋敷というか、お化け小屋といった風体の校舎だった。さすがに、子どもたちをここへ通わせるのは…。と、別の所へ通わせたわけだが。一昨年、新校舎が建ち、学校内がきれいに改装され、おどろおどろしい幼稚園は取り壊され、おんぼろ幼稚園はきれいな校舎に移転したのだ。小学校校内ではあるが、幼稚園舎は別に柵があり、小学生に紛れ込んでしまう心配はない。近場とはいえ、二箇所への送迎は不便な1年だったし、学費は半額、今年から付属幼稚園へ入園させた次第である。

Clipboarder.2016.01.28-004 初めての制服にウキウキの次女。かわいらしいグリーンのセーラー服だ。兄姉と同じ学校に通えると、初日から楽しくて仕方がない様子。さて、学校に着き、兄姉とは別方向に歩き始めると、一気に顔面が険しくなる。「アタシはどこにいくの?」と。園長先生に挨拶して教室へ入った。中華系の幼稚園だから、先生はみんな中華系。生徒は全学年で50人ぐらいで、そのうちの10〜15人がインド系とマレー系であった。長男長女の時もそうだったけれど、入園式なんてものはないのに、両親揃ってこどもに付き添っている。待つこと1時間、園長先生の話が始まる。中国語、マレー語、英語で同じ話が続く。先生は年長のしっかりした女の子を前に呼び、「お話を聞く正しい姿勢をみせてください」と促すと、女の子はぴょんと跳ね上がり、スパッと、座った。「あぐらかい!!」てっきり、体育座りでもするのかと思ったが、なんと、まさかのあぐら !!どうりで、中華系の女の子、地べたに座るとあぐら率が高いわけだ。

各学年に別れて教室へ入ると、こどもたちの不安は募り、1人が泣き出すと全員泣き始める。親も離れられない。担任とアシスタントが1人ずつなだめ、親がそっと教室から抜けていく。そのやりくりにてこずっていると、園長先生登場! 真っ青なブラウスに赤いお花、ズボンも青。ど派手だが、どの子も最初に見た先生だから、なぜかホッとし、落ち着く。園長が絵本を読みながら、声高らかに英語の童謡を歌い始めると、こどもら静粛に。…、なぜってね、園長、歌下手すぎやでぇ〜!

てんやわんやのなか、クラスは徐々にまとまりだした。今までで一番幼稚園らしいところに初めて通ったのだが、娘にとっても、私にとってもとても新鮮であった。なんとなくだが、我が家にあった幼稚園なんじゃないかなと、一安心の年明けである。

利秀

2016/02/07 | カテゴリー:コタキナバル読書日記

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