2017年1月−地球を天王星-月由来で コントロールする爬虫類人、中国に乗り上げた日本列島

1995年、ケランタン州コタ・バルに着任して間もない頃、ある夜、星空がきれいで、天の川や北斗七星、カシオペア座やすばるなどもきれいに見えていたので、こどもたちと宿舎の前で騒いでいたら、隣家の主人が何の騒ぎだと慌てて外に出てきた。星を見て騒いでいると知って、なあんだとばかりに家に引っ込んだのだが、マレーシア、インドネシア、フィリピンなどの熱帯雨林に住む人たちは、鬱蒼たる森で夜空が見えないために、歴史的に星空などに関心がないようだ。

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『ハイジャックされた地球を99%の人が知らない』(ヒカルランド)の著者、デーヴィッド・アイクは、20年ほど前に『大いなる秘密』という本で、イギリス王室をはじめとする米欧の支配階級は、実は地球人にシェイプアップした爬虫類人であるという説を唱えて、私のような陰謀論者を喜ばせた。元プロサッカー選手で元「英国緑の党」のスポークスマンだったアイクの新刊本では、爬虫類人説にますます磨きがかかっている。今回は、天王星の波動が月を通して地球人をコントロールしているという新説が加わっている。しかも、彼ら爬虫類人は、普段は地球人とは異なる次元に住んでいて、姿を見せる場合はシェイプアップして本来の姿で現れるという。
今回、特に強調しているのが、普段日常的に使っている携帯電話などから発せられる電磁波障害だ。高周波活性オーロラ調査プログラム(HAARP)という、19世紀末から20世紀初めに活躍した天才的電気科学者であるセルビア出身のニコラ・テスラの理論を基礎にしてアメリカがアラスカに建設し、2005年頃に完成した電波研究施設の危険性について述べている。ちなみに、1996年にニューヨークの沖合で起きたTWA(トランスワールド航空)墜落事故は、このHAARPの発した強力な電磁波の照射による赤い光体の攻撃を受けたためだと信じる陰謀論者は、私も含めて多い。

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筒井康隆の『日本以外全部沈没』(角川文庫)は、その題名から推察できる通り、1973年にベストセラーになった、小松左京のSF小説『日本沈没』のパロディである。その、何かの賞の授賞式で小松左京は「自分が9年かかって温めた構想を、こんな形でパクられてはかなわない」と述べたそうだが、さすがに筒井康隆は秀逸なパロディに仕上げている。日本列島以外は全陸地が水没し、当時の有名な全世界の政治家や有名人が日本に避難する。日本での滞在を認めてもらうために、必死で日本語を勉強し、日本の文化に馴染もうと努力する。
そのため、フランク・シナトラはバーで「赤城の子守歌」を歌い、アラン・ドロンはウェイターとして、チャールズ・ブロンソンは八百屋で野菜運びの仕事をする一方、エリザベス・テイラーやロミー・シュナイダーなどの女優たちは、街頭に立って売春をしたり、乱交パーティに参加する。
『日本沈没』において、プレート・テクトニクス理論に基づく地殻プレートの衝突が沈没の原因だとを説明した田所博士は今回の事態を、日本列島の地下マントルの対流によって日本列島がユーラシア大陸に乗り上げて、そのまま中国の領土の上まで運ばれたと解説する。バーにいた全員が呆気に取られているうち、日本全土に洪水が押し寄せ、日本列島も海の中に沈んでいく。


三好良一

2017/01/13 | カテゴリー:コタキナバル読書日記

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