マレーシア最新芸術事情 2017年12月-ヒップなアートスポット

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ヒップなアートスポット

今、クアラルンプールで最も新しくホットなアートスポットといえば、The Zhongshan(ゾンシャン、漢字では中山)Buildingでしょう。
モノレールのマハラジャレラ駅近く、Kampung Attap(カンポン・アタップ)というエリアに位置するちょっとレトロな白い建物が、ここ最近アート界で少し話題になっています。
アートスポットといっても大きなイベントスペースがあるわけではありません。地上階の一番手前にあり、建物の目印的役割も果たしているその代表的なスペースが、「OUR ArtProjects」。主にマレーシアの現代アーティストの作品を展示しているギャラリーです。
その脇の細い階段を上がっていくと、おしゃれな感じの小さな本屋さんが現れ、その本屋さんを抜けた奥にこれまた小さなカフェ「Piu Piu Piu」が出てきたりと、ちょっと迷路のような楽しい空間です。
テナントは少しずつ増えてきていますが、どこもこじんまりとしたスペースです。
「Rumah Attap Library & Collective」は中国語の書籍を中心に収集している図書館。漢字に関する映画上映なども行っています。
独立以前から今日までのマレーシアにおけるグラフィックデザインの変遷を調査・保存している「Malaysia Design Archive」では興味深いトークイベントも開催していますが、15人も入ったら満席のアットホームな場所。それ故にイベント参加者による発言や意見交換も活発に行われています。
ミニシアターの「Cinephilia」では11月から12月の間、毎晩午後8時から上映会を開催していますが、マレーシア映画なのか外国映画なのか、はたまたシリアスなドラマなのかホラーなのか、その日に一体何の映画が上映されるのか、行ってみないとわからないというスリル満点なプログラミング。数回通って会場のスタッフと仲良くなったら、上映スケジュールをこっそり教えてもらえるかもしれませんね。
建物全体の造り自体も非常に面白いので、一件一件訪ねながらぐるぐる回ってみるとよいかもしれません。
ただ、注意事項として、それぞれのスペースは店番を雇えるほど運営が楽ではないので、ほとんどの施設は平日の昼間はアポがないと入れません。足を運ばれるのであれば週末の午後をお勧めします。

アティカ

2017/11/29 | カテゴリー:マレーシア最新芸術事情

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