マレーシア最新芸術事情 2018年7月-ハリラヤ特別版テレビドラマ

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ハリラヤ特別版テレビドラマ

まだマレーシアに来たばかりの頃、マレー系の文化や風習が見えてくるのが面白くて、よくTV3のドラマを観ていました。ハリラヤや独立記念日の時期には、毎年決まってそれをテーマにしたTVドラマが多く放映されるものです。
先日、家事の合間にふとリビングに座り、そんな番組を久しぶりに観てみたところ、「むむっ、時代は変わり役者も変わってはいるのに、内容は同じではないか!」と軽い怒りさえ覚えてしまうほどに驚愕してしまう私。
ということで、ハリラヤがテーマのマレー系テレビドラマ、典型的なキャラクター設定をリストアップしてみました!
登場人物1:田舎に住む老夫婦。あるいは夫を既に亡くした、老いた母の一人暮らし。いわゆるマレー式高床式家屋に住み、貧しく暮らしているうえ、大抵は病気を患っている。遠く離れた息子がハリラヤに帰ってきてくれるのを、もう何年も待ち続け、家の外ではもちろんルマン(竹の中でもち米とココナッツミルクを炊いたハリラヤの名物料理)を作っている。
登場人物2:上述の老夫婦、あるいは老母の一人息子。こどもの頃から優秀で、両親自慢の息子。良い職業に就き(成功したビジネスマンか医者が多い)、クアラルンプール(KL)で妻と暮らしている。仕事が忙しいからと、実家には長年顔を出していないばかりか、電話さえもかけていないが、何となく後ろめたく思っている。
登場人物3:登場人物2の妻。KL出身で、話す言葉に英語が混じる。マレー語の会話の中でも、「私」「あなた」のことは「I」「you」と話し、英単語もちらちら混じる。髪型は大抵ロングの茶髪で巻き髪の派手好き。田舎を毛嫌いしているため、ハリラヤに夫の実家の田舎の家に行くなんてとんでもない、今年はどの国に旅行に行こうかと考えている。
と、もうここまで読んだだけで、ストーリーが大方想像できてしまいますね。そしてハリラヤの最大のテーマが「許し」ということで、当然その息子が田舎に帰ることになります。ここで、病に倒れた親の死に目に会える場合と会えない場合、妻も改心する場合とそうでない場合に結末が分かれるのです。ですので、皆さんもぜひ怖がらずにローカルのテレビドラマを観てみましょう! 字幕がなくても7割がた理解できること間違いなしです!

アティカ

2018/06/25 | カテゴリー:マレーシア最新芸術事情

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