2015年1月-教えてドクター!!最終回 7組に1組が悩む「不妊」

■「不妊」の要因とは?

エム デウィンドゥラン医師

エム デウィンドゥラン医師

こどもを望んでいるのに妊娠できない「不妊」。現代では少なくない数のカップルがこの問題に悩んでいますが、興味深いことに人類の生殖率は約20%ととても低いのです。とはいえ、健康なカップルの大多数は、妊娠を試みた最初の1年以内に妊娠しています。一方で、7組のうち1組は妊娠を望んでいるのにこどもができないという問題を抱えており、彼らのうち約25%は不妊の原因となる要因を複数もっています。例えば女性なら、排卵や卵管に問題があり、精子と卵子が出会うまでの過程のどこかに要因があって受精できない場合があります。また、男性の場合、精子の数が少ない、精子の質に問題があるなどの要因が考えられます。また、明らかな要因が見付からないカップルも約25%程度いるのです。現在では、女性側にも要因があるケースも含め、不妊の要因の約40%が男性側にあることが分かっています。つまり、不妊は「女性の問題」ではなく「カップルの問題」なのです。不妊に悩んでいる方は、まずは妊娠しやすい体をつくる生活を心がけましょう。喫煙、肥満、多量のアルコール摂取、性感染症につながる複数のパートナーとの無防備な性交渉は不妊の要因となり得ます。

不妊治療を始める時期

不妊に悩むカップルにとって、「いつ、不妊治療を始めるか」は悩むところだと思います。一般的な基準としては、35歳以下で1年以上妊娠しないカップル、または以下のいずれかに当てはまる場合は専門医を受診することをおすすめします。

・35歳以上・月経が不規則で痛みがある。
・卵巣嚢腫(のうしゅ)、子宮筋腫、骨盤内癒着といった病歴がある。
・男性パートナーが、性器の手術や外傷を受けたり、感染症に感染したことがある。

以上の4つに当てはまらないカップルは、以下の妊娠するためのポイントを試してみてください。

・妊娠の可能性をできるだけ高くするため、妊娠前の検診を受診する。
・1ヵ月に6〜8回の定期的な性生活。
・月経サイクルと排卵期をチェック。排卵期を気にしすぎてストレスにならないように!
・パートナーと一緒に定期的にストレス発散をする。
・定期的な運動やヨガ、瞑想などを行い、肉体的、健康的にリラックスし、健康的な生活を心がける。

以上を実践しても妊娠しない場合は、不妊治療の専門医に相談することをおすすめします。当院のウェブサイトに、不妊に関連した検査や治療の詳細が掲載されているので、ご参照ください。

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2015/01/08 | カテゴリー:【連載終了】教えてドクター!!

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