2015年11月- 教えて!先生 第1回 「二重手術」

Oshietesensei-2016

 

美容整形、そう聞いてまったく興味のない女性はまずいないんじゃないでしょうか。しかし同時に、特に日本ではかなりポピュラーな存在になったにも関わらず、これほど一般に知られていない医療分野も珍しいと思います。このコラムではそんな美容整形に関するみんなが知らないホントの話ばかりを書いていきます。

美容外科で最も多く行われている手術って何だと思いますか? それは二重手術です。誰がどうやって調べたのか知りませんが、日本人の場合6割が一重マブタらしいです。でも街を歩いてよく見てみて下さい。女性で一重の人が6割もいるでしょうか? 私がこの12年間で手掛けてきた二重手術の件数は少なく見積もっても埋没法(プチ整形)で1万4000件、切開法(マジ整形)で7000件、合計2万1000件です。年齢も様々で下は8歳から上は78歳まで。私一人でもこの件数ですから、そりゃあ一重マブタの人が減るはずです。

よくメザイクやアイプチなどを使用していると二重になるという話がありますが、あれは完全に都市伝説です。そもそも二重とは折れ曲がる皮膚のラインとその奥にある筋肉とに結合があってできるものです。表面に糊をつけて結合が生じる道理がありません。もしアイプチをやってて二重になったという人がいたら、その人はアイプチを使ってなくても二重になったか、あるいは二重手術を受けたことを隠すためにそう言っているだけです。

また、よく患者さんから聞かれた質問に、「先生は芸能人とか見て手術した二重かどうか分かりますか?」というものがありました。これはケースバイケースです。腕のいい医師が生まれつきの二重として存在し得る目を手術で作った場合、私が見ても絶対に分かりません。かつて『小悪魔AGEHA』という雑誌が流行った時代、特に若い子はこぞって異常に幅広い二重を希望しました。それは日本人としておよそ自然の二重幅ではあり得ないくらい広いものでした。自然には存在し得ない目を手術でつくっているわけですから、これは見ればすぐに整形だと分かります。ギャル文化も衰walts退した現在、あのときの子たちは社会生活に支障が出ていないのかと時折不安になります。

また、先生の目は整形ですか、というのもよく聞かれました。私の目を見たことがある人ならばそう聞きたくなるのも分かることでしょう。答えは、内緒です。WALTZに来た方にだけこっそり教えますので、どうしても知りたい場合はそのときに聞いて下さい。

Ruka Kentaro 医師

2015/11/07 | カテゴリー:教えて!先生

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