2016年1月- 教えて!先生 第3回 心の病になってしまう前に

Oshietesensei-2016

 

うつ病は皆さんがよく聞く心の病の一つではないでしょうか? うつ病は、大人だけでなくこどももなり、誰もがかかる可能性のある身近な病気です。マレーシアという異国の地で、頼れる人もいない、慣れない職場や環境、人間関係等でストレスを抱えこみ、無理をしてしまい心の不調を訴えている人も多いのではないでしょうか?

うつ病になりやすいタイプとして真面目で責任感が強く頑張り屋さん、完璧主義な人が多いといわれています。うつ病になると、気分の落ち込み、食欲の低下、体重の増減、不眠、だるさ、注意力の散漫、自分を責める、ひどい場合、自殺願望もでてきます。

私は28歳の時、ある部署の責任者として働いていました。その時の上司からのパワハラ、モラハラ、ひどいときには暴力もあり、遅くまで毎日働かされていました。ある日を境に、上記のうつ症状がでてきて、突然会社に行けなくなりました。

今考えると、限界だったのかもしれません。楽しくできていた授業もできなくなり、毎月開催の国際交流パーティーのなかにも入れず、ひたすら泣いている毎日。考え方が否定的になり、周りに迷惑をかけているのではないかと自分を責め続けていました。すぐに心療内科を受診して抗うつ薬を処方され、休職か辞職するようにいわれました。薬を飲めば、嘘のように心が晴れて元気になり、実はうつ病ではないのではないかと疑ってしまうほどでした。でも薬が切れれば、またうつ症状が出てきます。

この時は、残念なことに薬のみ処方され、カウンセリングはありませんでした。うつ病は、薬を飲めば治るというものではなく、休養と心の病気になってしまったその原因を追究しなくてはなりません。その際にカウンセリングの力が必要です。私は早期の段階で病院を受診し、うつの原因である職場を辞め、家族のサポートもあって、ひどいうつ病にまでなりませんでしたが、完全に克服するまで数年かかりました。また、同時期に高校の同級生を自殺で亡くしています。

これらの経験から大学院に行って、心理学を学び、専門的なカウンセラーになりたいと思い、受験をして今に至ります。風邪をひいたら内科に行くような気軽に相談に行ける環境作りを目指し、薬の力に頼らずにカウンセリングだけでよくなるカウンセラーを目指して日々勉強中です。自分だけで悩みを抱え込まず、誰かに話すことでスッキリし、専門的なアドバイスを受け、改善することができます。ぜひ、気軽にご相談ください。

小松綾子

豊富な経験を活かし幅広く対応可。ご気軽に相談ください。counseling.adp@gmail.com

2016/01/11 | カテゴリー:教えて!先生

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