2016年2月- 教えて!先生 第4回 「脱毛のお話」

Oshietesensei-2016

 

脱毛、日本ではすっかりポピュラーになりました。ワキや脚など、女性で毛が生えててうれしいという人はまずいないでしょう。また近年では男性の脱毛も盛んに行われており、かくいう私も脱毛経験者です。私の場合はヒゲが大変濃く、朝晩2回剃っていました。剃ってもヒゲがあった部分は青く見えて見た目も悪いですし、何より髭剃りに1回20分かかっていました。これは1年に換算すると10日間にあたります。つまり私は1年365日のうちまるまる10日間も髭剃りをしている、このことに気づいたとき脱毛することにしました。今では髭剃りの時間は必要ありませんから、まさに私は脱毛によって寿命が延びたようなものです。

現在の主流として脱毛には医療レーザー脱毛とエステ脱毛がありますが、意外とその違いを知らない方も多いのではないでしょうか。簡単に言ってしまえば医療レーザー脱毛は永久脱毛、エステ脱毛はなんちゃって脱毛です。

脱毛とはレーザーの出すエネルギーと毛母細胞との闘いです。充分なエネルギーで毛母細胞を破壊できればそこから2度と毛が生えることはありません。しかし破壊にまで至らず一時的なダメージしか与えられないようであれば、しばらくは毛が生えなくてもいずれは元に戻ってしまいます。破壊に必要なエネルギー量は個々の毛によって異なるためエステ脱毛でも軽微な減毛は可能ですが、完全なる永久脱毛となれば話は別です。

医療レーザーにはどんな毛であっても完全に毛母細胞を破壊するだけのパワーがあるので永久脱毛が可能なのです。しかしエステなどで扱っている機器にはそれほど強いパワーを出す能力はなく、しかも精度もよくありません。ご存知ない方も多いと思いますが、実はエステで使用している機械は皆さんでも購入可能なのです。金額的にも難しいものではありません。ですが医療レーザーは医師の資格がないと購入できませんし、金額的にも比較にならないくらい高いのです。そしてそれはそのまま脱毛能力の差となって現れます。エステで永久脱毛を謳っているところを見たことがあるでしょうか? これがその理由なのです。

脱毛を希望される方の願いは、完全に毛がなくなり、しかもそれが永久的に持続することでしょう。もしあなたがどこかで脱毛しようとしているのであれば、まずは使用している機器が医療機器であるか否か、そして完全に毛がなくなり永久的にその効果が持続するかどうか、くれぐれも契約前にご確認することをお勧めします。

 

waltsRuka Kentaro 医師

2016/02/08 | カテゴリー:教えて!先生

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