不定期連載 第1回- 海外で考える「将来」と「お金」の話

「安定した将来」は自分の手で

 将来、年金を何歳から、いくらもらえるかご存知ですか? この質問に対する私自身の答えは、「わかりません」です。面談の際にもよく年金に関する質問を受けますが「年金は将来的にまったくもらえない状況となることも考慮している」とお答えしています。そもそも、日本国内の年金管理機関であっても、的確な答えを出すことはできないのではないでしょうか。私が以上のように考える理由はいくつもありますが、理由のうちの一つをご説明します。

現在1億2800万人といわれる日本人の総人口ですが、国立社会保障・人口問題研究所によると、2030年には1億1500万になり、さらに2060年には8700万人まで減少すると推測されています。この推測が現実になったら、現状では65歳以上の老後世代1人を現役世代2.7人で支える構図になっている年金システムは、2060年には老後世代1人を現役世代が1.3人で支えることになります。

このように加速する人口減少にともなう社会問題は、一朝一夕に解決できることでありませんし、年金や社会保障など、なにかしらのかたちですべての世代に影響を与えるといっていいでしょう。

「希望」と「計画」は別物です。希望通りにならない状況も踏まえて、自分や自分の家族を守るため、自分自身で計画を立てて実行する時代になりつつあると思います。

私は、Independent Financial Advisor(独立系ファイナンシャルアドバイザー)と呼ばれる立場で、駐在員や教員、セカンドホーマーの方々にアドバイスをさせていただいております。具体的には、第三者的立場から国際的なさまざまな金融商品・プランを比較し、みなさまの生活状況にあったプランを紹介し、個人年金プランや、資産形成・防衛、中長期投資のアドバイスをするのが私たちの仕事です。こういったアドバイザーを利用してみるのも、安定した将来を築くための一つの手段ではないでしょうか。

柏村 信光

クエスターキャピタル
Unit A-20-16, Level 20,
Menara UOA Bangsar 5, KL
Nobumitsu.k@questor-capital.com

 

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