Vol.4 31歳独身OL初めての資産運用 「⽶ドル」が 選ばれる理由

okanenohanashi

海外⽣活を始めた木下さんが、人生で初めての資産運用を決意。同連載を通じて、クエスターキャピタルの柏村さんに助けられながら資産運用について学んでいきます。前回は「円建て貯金のみ」のリスクについて学びました。今回は、「円建て貯金のみ」の他にどんな選択肢があるのか考えてみましょう!

木下:前回は「円の一点がけ」といった一種類の通貨のみの資産形成はギャンブル性が高いということを学びました。では、具体的にどんな通貨をもてばよいのでしょうか?

柏村:日本の方の場合、言葉の壁などさまざまな理由から、日本国内で日本円での資産管理というケースが多いですよね。しかし、ここで気をつけていただきたいのが、「母国=自分の資産形成・防衛をする国、では必ずしもない」ということ。そして、「母国通貨=資産形成・防衛をするための通貨、では必ずしもない」ということです。これは資産管理の定石であり、我々日本人が慣れていかなければならないことでもあります。

今、資産形成に関して考えることで、将来のリスクを軽減させることができるのではないでしょうか。(柏村さん)

今、資産形成に関して考えることで、将来のリスクを軽減させることができるのではないでしょうか。(柏村さん)

木下:多くの人が「円の一点がけ」を無意識にしてしまいがちとおっしゃっていましたが、それを意識的に変えていかないといけないんですね。

柏村:そうです。まずは、日本円以外に目を向けましょう。その際、まず資産管理に取り入れるのは、やはり米ドルの優先順位が高いのではないでしょうか。木下:やっぱり米ドルなんですね! でも、なぜなんでしょうか?

柏村:まず一つ目に、米ドル建て運用の選択肢が圧倒的に多いという理由が挙げられます。選択肢が多ければ多いほど、より信頼性や業績の面で優れたものを選ぶことができるはずです。 二つ目の理由は、利便性です。例えばマレーシアリンギは外国に送金することはできませんし、他の国で使用することもできません。逆に米ドルであれば、先進国であっても後進国であっても、多くの国で相対的に管理しやすい通貨となります。 三つ目の理由は、金融の視点で見ると、米ドルと日本円が「天秤の関係」にあるということです。

木下:「天秤の関係」ですか?

柏村:はい。簡単にいうと、どちらかが弱くなると、もう一方が強くなるという、天秤のような逆の関連性が強い通貨のペアです。なので、もし日本円を主流収入とされている方のなかに、将来的に円が弱くなるかもしれないと思っている人がいるとすれば、資産形成・管理のなかに米ドルをもつということは必要不可欠な要素になってくるのではないでしょうか。

相談を終えて…

日本で暮らしていると、日本円以 外に触れることがほとんどないので すが、海外ではやはり米ドルなんだ と改めて感じました。そして、米ド ルが資産運用の通貨として選ばれる には、やはりそれだけの理由がある んだとよく分かりました。(木下さん)

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る