2016年3月 新・自分だけじゃわからないお金の話 将来を⾒据えた資産運⽤について Vol.2

okanenohanashi

在⾺2年⽬を迎える鈴⽊りなさんから、こどもの学資保険も含めた資産運⽤についての相談を受けました。前回は学費保険について。海外の⼤学の学費は年間1万2000ドルかかり、しかも毎年平均して6%増加しているため、早めの準備が⼤切だということを学びました。今回は、「資産運⽤」と「投資」は何が違うのか、「⽇本円」以外にどんな通貨をもつべきなのかなど、少しずつ学んでいきましょう。

 

鈴木:資産運用という言葉だけ聞くと、リスクが伴うイメージがあるのですが株や投資と何が異なるんでしょうか?

金井:投資とはまさに「資金を投じて利益を得る」ことなんですが、資産運用は「目標金額まで出来る限り安全に安定的に増やしていく」と捉えられます。資産運用には、「中・長期時間軸」が必要不可欠となってきます。

鈴木:なるほど。投資のようにギャンブル性の高いものだと勘違いしていました。資産運用って「守るための運用」というか、「今、こうしておけば将来困らない」という安心感がありますが、資産運用もリスクは伴いますよね?

金井:例えば銀行にお金を預ける行為も、リスクがまったくないわけではありません。つまり、リスクを軽減させるために、「資産分散」「時間分散」「中長時間軸」を考慮することが大事なんです。日本人に多いのが「円の一点賭け」ですが、これも「通貨分散」することによりリスク軽減出来ます。

鈴木:「卵はひとつの籠かごに盛るな」の理論ですよね? ネットで調べました。

金井:その通りです。この理論を理解してる方でも、実行してる方は意外と少ないんです。どうすればリスク分散しながら資産運用出来るのか、適切なアドバイスをするのが独立系ファイナンシャルプランナーでもある私の役割なんです。

鈴木:日本円をもっているという安心感って、誰もが抱いている間違った認識かもしれませんね。私自身、ある程度リンギが貯まったら、日本円に換金して日本へ送金してます。

金井:ほぼすべての資産が円建てという状況は、円安に対して自身の資産が無防備な状態に置かれていることを示しているのです。円資産の目減りというリスクを回避するためには、日本だけではなく、海外通貨建ての資産を視野に入れた資産運用・分散が選択肢の一つとなります。将来の為替相場を予想するのは簡単ではありませんが、円安・円高のどちらに動くのか見当がつかないのであれば、円資産と外貨資産を半分ずつ保有し、為替変動に対してできる限りニュートラルな状況をつくるのが合理的な行動といえます。リンギは国外に送金することも、使用することも出来ないので、ハードカレンシーであるドルやポンドといった通貨での非日本円資産形成をお勧めしています。

鈴木:なるほど。今度主人と一緒にライフプランニングのアドバイスをしていただきたいのですが、自宅近くのカフェなどで金井さんにお会いすることは可能ですか? 何せこどもがいるのであまり時間が取れないのですが…。

金井:30分から1時間程いただければ、大丈夫ですよ。資産運用について学んでいきましょう!

相談を終えて…

マレーシアの生活にもようやく慣れてきて、上のこどもがもう少しで小学生になることもあり、最近、教育資金も含め、将来のことが心配になってきました。いい機会なので、「資産運用」について夫婦でいろいろ学んでいきたいと思います。

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