2011年12月-この人のセニョ〜ム 高見進介さん

マレーシア産、おいしい「アヤムカンポン・ピリカ」をつくりました!

高見進介さん1961年2月7日、北海道登別市生まれ。養鶏場オーナー。帯広畜産大学卒業。大手スーパーで6年間働いた後、青年海外協力隊に応募し、1989年にサバ州へ。地元農家に畜産指導を行う。その後JB、KLの日系企業に就職。2年前に独立し、養鶏場「アラム・ピリカ」を立ち上げる。

 KLから南へ車を走らせて約40分、南北高速道スレンバン出口を出て、さらに50分。のどかなカンポン風景が続く道をひたすら走り、たどり着いたのが「TiTi(知知港)」と呼ばれる小さなカンポン。高見さんの養鶏場「アラム・ピリカ」があるカンポンだ。高見さんは毎朝、自宅のあるカジャンからここまで1時間半かけて通勤(?)する。

 農場名の「アラム・ピリカ」とは、マレー語のアラム(自然の意)とアイヌ語のピリカ(美しいの意)をつなぎ合わせて命名した。マレーシアにありながら、高見さんの生まれ故郷、北海道も偲ばれるグッドネーミングに思わず感嘆。

 小さい頃から海外で農業(畜産)をやるのが夢だった。大学で家畜生産科学を専攻し、卒業後は南米行きを探っていたが、夢の糸がつながった先はマレーシアだった。

 「農業の企業化は難しいですが、需要はあります。付加価値をつけて差別化して販売すれば、やっていけるんじゃないかと。死ぬまでにやってみたい」と、人生半ばにして一念発起、勤めていた会社を2年前に辞めて、まずは土地探しからスタートした。

 「民家から500メートル以上離れていないといけないという規則があり、難航しました。」

 ようやく探し当てたのがここ、知知港で、広さ5エーカーの土地だ。平地は半分の2.5エーカー、中央に流れる小川の向こうはなだらかな山になっており、ドリアンやジャックフルーツ、ランブータン、チクなどの果樹が占有。

 半年かかってようやく「地鶏飼育許可証」がおり、3種類の試験用雛500羽を購入、平飼いで育てたが、「野犬やニシキヘビ、オオトカゲに食われてしまい、残ったのが250羽」などという災難に見舞われたものの、鶏の出来は上々。手づくりの「おからサイレージ」を飼料に、ストレスフリーの環境で育った鶏だからなのだろう。

 「アヤムカンポン・ピリカ」。高見さんの農場で育った鶏肉のブランド名。「ブロイラーより飼育期間が長いため、肉に旨みがあって適度な歯ごたえがあります。国内のレストランオーナーの皆さん、ぜひ一度試してみてください。」*アヤムカンポン・ピリカのお問い合わせは、

012-6813627 shinsuke3627@yahoo.co.jp 高見さんまで。

2011/12/05 | カテゴリー:この人のセニョ~ム

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