2012年5月-Haji Bakhil ケチ様

 ある日、車を運転していた時、子供達がお菓子を交換していて、少なくもらったほうがいきなり相手に「ケチ!!」と日本語で言いました。その言葉はマレー語で「Kedekut(クドゥクッ=ケチ)」と言います。マレー語ではよく使うので、今回は「ケチ」をテーマにします。あれ?でもタイトルは「HajiBakhil(ハジバキル)」になってますよね?「ハジバキル」は、生活に必要なものさえにもお金を出さないケチな人を言います。

 マレー人は、ケチな人がいれば「クドゥクッ」と言わないで「ハジ バキル」と呼びます。でも「ハジ バキル」と呼ばれた人は怒りませんよ。ええ何で??「バキル」は「クドゥクッ」と同じ「ケチ」という意味です。違うのは「Haji(ハジ)」です。「ハジ」は、メッカに巡礼に行った人の名前の前に付けられます。例えば、私の名前はノルディン。メッカの巡礼に行ったら「ハジノルディン」と呼ばれます。周囲から宗教的に尊敬されます。まるで「ノルディン様」と呼ばれる感じです。

だから「ハジ バキル」は宗教上で尊敬する人ですが、ケチでもある人。「バキル様」と「ケチ!」ではどちらがいいですか?「バキル様」でしょう。「ハジ バキル」がどういう人か知りたい人は、「LabudanLabi(ラブとラビ)」というマレー映画をぜひご覧ください。

最後に「ケチ」のことわざをご紹介します。「Tangkai Jering (タンカイジェリン=ジェリンの枝)」。「ジェリン」は野菜の一種。「タンカイ(枝)」から「ジェリン(実:み)」をとるのが大変。とってほしくないほど硬いのです。「ケチ」な特徴をもっている野菜です。市場に行ったら、すでに枝なしで実だけで売られているので買ってみてね。苦いけど健康にいいので…

Bintang&Bulan

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