2011年11月-Durian Runtuh ~棚からボタモチ、木からドリアン~

 これまでたくさんの「お化け」が登場してくれました。どの「お化け」も日本とはひと味もふた味も違う特徴がありましたね。そんなお化けたちもそろそろ勢ぞろいしたので退散してもらい、今回からはマレー語ならではの「慣用句」をご紹介!

 今回のお題は「Durian Runtuh(ドリアン ルントッ)」。

 どういう意味なんでしょうね?「ドリアン」はフルーツ。「ルントッ」は「落ちる」という意味です。2つ合わせて「ドリアン落ちる」。そのまんまじゃないかー、なんか意味あんの〜?と思うでしょ。

 「ドリアンが落ちる」って、実はとってもいい意味があるんですよ。「ドリアンが落ちる」のを待っている人がいるんです。あちらこちらに。

 同じコンドに住むマレー系の友人が先日一軒家の豪邸に引っ越しちゃいました。政府から大きなプロジェクトをまかされ、巨額をゲット。教育関係の仕事をしている彼女は「いろいろな政府の人に会って、プロジェクトをもらえるように頼んでるんだけどね、最近はいい話がないのよ〜。」と2、3年も言い続けてたのに。突然、大きなプロジェクトが舞い込んできたそうだ。これぞまさに「ドリアン・ルントッ!やったぁ〜!」

 そうです、「いきなり幸運がやってくる」ことを「ドリアン・ルントッ」というんですね。

 ちなみにドリアンの収穫方法って、ちょっとスペシャル。果物を手でもぎ取って収穫するのとは違い、ひたすら落ちてくるのを待つんです…。落ちたドリアンを長く放置しておくとリスなど動物にとられてしまいます。夜でも落ちたらすぐ拾わないといけないので、小屋でスタンバイ。夜中でも「ガッサッ〜」と音がしたら、拾いにいく!ドリアンは落ちないと収穫できないんですね。「ドリアンが落ちる」ってとっても貴重な出来事なんですよ。

 「ドリアンよ、我が家にも早く落ちてこい!」。

Bintang&Bulan

2011/11/05 | カテゴリー:Bintang&Bulanのマレー語リレー

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