オットット爺やのつぶやき

情勢を一変させた外交布石 「布石を打つ」。囲碁で局面全体を見据えて石を打つことだが、転じて「将来を見越してあらかじめ手段を講じる」意味で使われる。トランプ米大統領の10日間のアジア初歴訪を前に、北京が打った布石は「外交の……(続きを読む)

便所のラクガキに腹はたたない 「国賊」「中国共産党の犬」「極左老人」…。いずれも「オットット爺や」に付けられた“称号"であります。実名で書いた文章がインターネットのニュースサイトに転載されると、電子掲示板「2ちゃんねる」……(続きを読む)

ぼくらはみんな生きている    ようやく陽が昇るころ、厚着をしてホテルを離れた。10分ほど歩いたろうか。同僚のカメラマンが5階建ての住宅を指さし「あそこ、入ってみようか」。アパートの中庭に入ると、「カシャ、カシャ」という……(続きを読む)

上海「巨鹿路物語」    小路にはみ出すように果物や雑貨を並べる店。鳥かごの小鳥がさえずる。ガジュマル並木の小路を折れると、その建物はひっそりとたたずんでいた。「巨鹿路845弄1号」。上海旧フランス租界にある木造洋館だ。……(続きを読む)

日常と非日常の境   温泉が好きだ。”ネズミランド”に近い家から10数分の東京湾沿いに温泉がある。とはいっても、地下から汲み上げた冷泉を沸かした「温泉」だけどね。なかには宿泊施設のほかレストランも……(続きを読む)

  相似って、言われるけどさ 「朝鮮は台湾にとって”救星”(救 いの星)だよ」。台北のホテルで旧知の台湾政治家と昼食を摂っていると、彼がこう切り出した。「救いの星?」。まるで毛沢東か「金王朝」を象……(続きを読む)

  準戦時態勢? やめておくれ 「北の核は中国にとっても深刻な脅威。習近平指導部は明らかなシグナルを発している。前にこんなことを言ったら、売国奴とののしられたものです」。こう語るのは、旧知の朱鋒・南京大学国際関係研究院長……(続きを読む)

 部屋に連れ込んだだろう? 朝早く目覚めた。モスクワ郊外の安ホテル。ベッドのサイドテーブルに手を伸ばしたが、あるはずの「マールボロ」に手が触れない。重たいまぶたを開けると「ない」。テーブルの上に置いたはずのテープレコーダ……(続きを読む)

国境越える自由な想像力を 海岸に寝そべって海を眺めていた。自由になった解放感はあったが、いつまでもここに居続けるわけにはいかない。唯一の情報源は、世話になっている漁民の家のラジオだけだった。1949年11月、台湾に近い与……(続きを読む)

「親日台湾」に甘えてはならない 「ただいまぁ」。階下から男の子の元気な声が聞こえた。てっきり日本人と思い込んでいたら間違いだった。声の主は台湾人で、同居する祖父母がしょっちゅう日本語を使うため覚えたのだという。台北に4年……(続きを読む)

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