コタキナバル読書日記
X月某日 私はサバ州で農業指導、有機農産物販売(大失敗だった)などの農業、植林を通しての林業の仕事を手掛けてきたが、今度は水産業も手掛けるかもしれない。サバ州の漁民は一生海産物ばかり食って飽きないようだが、私は幼い頃、……(続きを読む)
X月某日 サバ州には、バジャウ、ブルネイ、ビサヤ(フィリピンのヴィサヤとは別)、ケダヤンなど、約20のイスラム教徒先住民がいるが、彼らは西マレーシアのマレー人とは出自が違う。それでも、20年近く前にUMNO(統一マレー……(続きを読む)
X月某日 サバ州で先住民は、モンゴル系、マレー系など52民族が分布している。近年は出稼ぎで定着したインドネシア東部ティモール島近辺のヌサテンガラ諸島のメラネシア系、つまりアジア黒人も多い。以前、クランタン州奥地グア・ム……(続きを読む)
X月某日 例年の日本の大手電機会社の植林及びエコ・ツアーをコーディネートするのも5回目となった。植林には今年は初めてサバ大学の学生20名も参加して、にぎやかな行事となった。日本人学校の生徒たちも例年参加していて、毎回行……(続きを読む)
X月某日 元々冬の寒さが大嫌いな私は、28年前にサバ州に来てから快適に過ごしているが、最近観た昔の映画「卒業」の、サイモンとガーファンクルの「スカボロー・フェア」が流れるなかの秋の大学構内の場面に、落葉の季節もいいなと……(続きを読む)
X月某日 サバ大学で季節外れの盆踊り大会があると言うので、作務衣を着込み、息子たちは半被(はっぴ)、娘たちは浴衣を着て一家で出掛けた。炭坑節は私の生まれ故郷の大牟田の歌と踊りだから得意中の得意で、皆から拍手を浴びた。日……(続きを読む)
X月某日 私より長くコタ・キナバルに住んでいる一長期滞在者が電話してきて、最近友人と自費出版した本、氏原やすたか・波勝一廣著『知られざる素顔のパキスタン』(共栄書房)を寄贈したいというので喜んで受けた。彼は大手建設会社……(続きを読む)
X月某日 長崎の私の一族は、以前は私の海外ボランティア活動に対して無理解だったが、世の中の見方が変わって、特に若い世代の姪とその夫が高く評価してくれ、先般の一時帰国時に会ったのを契機に、遂に一族として初めて現地に来てくれ……(続きを読む)
X月某日 なでしこジャパンの活躍には、日本人と同じ顔立ちで体格も性質も似ている、サバ州の先住民族の妻も心から喜んでいた。小柄なアジア人でも欧米人に伍することができるのだという自覚が、第二次大戦の緒戦で日本が欧米諸国に勝っ……(続きを読む)
X月某日 先月、一時帰国から戻ってしばらく、長崎帰郷の際に一族から聞いた、逝きし親族たちの知らなかった数々の話を思い出しては涙ぐむ日々が続いた。そう言えば、私と同年齢のスーちゃん(田中好子)も死んじゃった。私はキャンデ……(続きを読む)


















