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カテゴリー:コタキナバル読書日記
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2017年5月−元禄時代のサラリーマン 科学はいつまで世界をリードしていけるか?
私は立命館大学1回生の時に毎日新聞の奨学生として、京都の嵐山・嵯峨野地区で新聞配達をしていた。販売店が紹介してくれた部屋は美容院の1階の部屋で、三畳の部屋に木製のベッドが備え付けてあり、自由になるスペースはほとんどなかっ… -
2017年4月−南極に逃げたヒトラー、 キューバ革命の英雄
私の父は元海軍兵士で、マラッカ海峡で乗っていた船が沈んで3日3晩漂流した。泳ぎが達者な父に二人の部下が助けを求めたが見殺しにした。父は救出され、沖縄で米軍の捕虜収容所に入れられた。戦後、部下を見殺しにしたことがトラウマに… -
2017年3月−暴対法施行以後のヤクザの実態、神話・伝承・魔術・幻想文学・性文学の世界
10年ほど前、元部落解放運動家であり元ヤクザでもあった大阪の人で、ムショ暮らしも指詰めも、負けたら片腕を切り落とされる麻雀の代打ちも経験したことがある人にサバ州で出会った。その元ヤクザは、私の自宅にほ… -
2017年2月−国際人道援助の裏、 中国の文化大革命時に 横行した人肉食
ケランタン州は観光名所が多い。国境の町ランタウ・パンジャンから徒歩でタイ領スンガイ・ゴロックに行くのもいい。私は20年近く前に、マレーシア側の警察副所長と、幅約5メートルの国境の川をボートに乗り、パスポートなしで堂々と「… -
2017年1月−地球を天王星-月由来で コントロールする爬虫類人、中国に乗り上げた日本列島
1995年、ケランタン州コタ・バルに着任して間もない頃、ある夜、星空がきれいで、天の川や北斗七星、カシオペア座やすばるなどもきれいに見えていたので、こどもたちと宿舎の前で騒いでいたら、隣家の主人が何の騒ぎだと慌てて外に出… -
2016年12月−暗黒の共産主義、インドの神々のブロマイド ―残虐なカーリー女神
2007年から毎年実施している富士通による植林を、今年も現地関係機関や助手たち、それに家族の協力で無事に実施した。2005年で一応植林は終わっており、ここ数年は植林した木のメンテナンスが活動の主体であり、年間2回の報告も… -
2016年11月−16文キックで世界を制覇、 変人天皇のクーデター
4年後の2020年に日本では1964年に次いで2度目の夏季オリンピックが東京で開かれるらしいが、スポーツに興味のない私にはまったく関係のないことだし、放射能問題があるから開催は返上すべきだと考えている。  … -
2016年10月−日本でのテロの時代―総括、 北欧の憂鬱とその発散
5歳上の私の兄は、長崎大生時代に社青同(社会主義青年同盟)に入っていたが、ヘルメットとゲバ棒を母親に見つけられて説教され、泣いて運動から脱落した軟弱な闘士だった。兄の大学生時代はまさに新左翼が荒れ狂って過激化していったが… -
2016年9月−ホームレスが販売する ホームレスの雑誌、 古代の倭国
6月半ばに退院してから自宅療養しているが、冷房地獄、早朝だろうが真夜中だろうが時間を構わず行う血糖と血圧の痛い検査から脱したことで、随分と気が楽になった。ただし、相変わらず経管栄養法のために鼻から胃へチューブを通されて流… -
2016年8月−未来を見てきた男、 世界の農業の歴史
5月から6月にかけて入院していた。昨年から何度か入院していたが、今回は一ヵ月近く入院してしまった。その間、鼻から胃へチューブを通して流動食を注入する経管栄養法を施され、まるで鼻をロープに繋がれた牛のような気分だった。私は…