コタキナバル読書日記

サバ州では、弥生時代までは風俗・習慣・宗教は日本と似ていたが、やがて日本では外来の異民族が政権を取る過程で戦争が頻発し、平和な伝統生活が2000年近く続いた。 X月某日  日本の古代には、女が祭祀を担当し、男が政治を仕切……(続きを読む)

サバ州では、昔話としてはこどもが鰐にさらわれた話が多いが、近年は70年前の日本軍占領期の話が圧倒するようになった。平和だったサバ州にとって、神武東征や源平争乱、明治維新、日本敗戦のような、人々の記憶に強烈な印象を残す歴史……(続きを読む)

サバ州には、ロシアを思わせる事物はないといってもいいくらいに少ないのだが、我が家の近くのステーキ・ハウスのビーフ・ストロガノフが割合にうまいので、贔屓にしている。 X月某日 亀山郁夫+佐藤優『ロシア 闇と魂の国家』(文春……(続きを読む)

私が山奥で農業指導をしていた80年代、コタ・キナバルには日本料理屋が2、3軒しかなく、コタ・キナバルに2、3ヵ月に一度しか来ない私たちは、後悔しないように真剣にメニューを眺めるのだが、私はいつもカツ丼になった。あれは、日……(続きを読む)

X月某日  1970年に三島由紀夫が部下と共に市谷の自衛隊本部の総監室を占拠し、壮絶な割腹自殺を遂げた事件は、ちょうどその日にその事件の号外を、友人を手伝って配ったのでよく覚えている。あの当時は、彼が有名な作家だという以……(続きを読む)

第二次大戦中、マレーシア各地は日本軍に蹂じゅうりん躙されたが、中国ほどではなかった。中国では日本人たちが阿片から希少金属まで強奪していたが、戦後右翼の黒幕として君臨した児玉誉士夫は、軍需物資のタングステンを集めて巨富を蓄……(続きを読む)

サバ州は、全体的に平和な時代が数千年間続いたが、19世紀後半に英国人が来てから一時的に首狩りの風習が発生した。最近、英米人に続いて日本人も過激派に斬首される事件が起き、果ては捕虜の火炙り事件まで起きたが、日本の戦国時代で……(続きを読む)

サバ州には、動物園以外に虎がいない。絶滅したのではなく、昔から生息していない。象は生息しているが、肩高約2.5mの西マレーシアのインド象より小さい、肩高約1.8mのボルネオ象になる。もちろん、象牙目当ての密猟が絶えず、絶……(続きを読む)

ボルネオ島は地理的に世界の 主流から離れており、多分に紀元 前から来航していた中国人や 16 世紀頃に海岸部がイスラム教文 明を受け入れたほかは外部世界 との接触はなく、世界の文明の流 れから孤立していたが、 19 世紀……(続きを読む)

今年も、富士通と群馬県労働者福祉協議会(労福協)の植林を、仲間たちと乗り切った。富士通植林には、日、馬、豪、英、独、中、シンガポール、ニュージーランド8ヵ国から160名の参加者が集い、労福協植林には、労働組合全国組織「連……(続きを読む)

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