2013年3月-この人のセニョ〜ム 青木正浩さん

マレーシアの人たちに「おいしいコーヒー」を知ってもらいたい

フリーランス・バリスタ。神奈川県横浜市出身。5歳からサッカーを始め、小中高、大学までプロを目指してサッカーに打ち込む。大学卒業後イタリアへ。帰国後はバリスタとして修行。2011年初来馬。フリーのバリスタとして、KLパビリオン・東京ストリートにあったカフェでコーヒーをつくり、昨年8月よりKLに移り住む。

 青木さんとは約2年前、パビリオンにあったカフェを取材中にお目にかかったのが初対面。日本を拠点として活躍されているバリスタだと思っていたが、今回、読者の方から情報をいただき、なんと昨年からKLに移り住み、フリーのバリスタとして市内のカフェでコーヒーをつくったり、「コーヒー教室」を開催しているという。

 バリスタという職業はどちらかといえば「文化(アート)系」のイメージが強いが、青木さんはバリバリの体育会系。小さい頃からプロのサッカー選手を夢見て、サッカーひと筋だった青木さんがコーヒーと出合ったのは、大学卒業後に渡ったイタリアだった。

 「サッカー道具の入ったカバン一つ持ってイタリアへ行き、ローカルなチームに所属しましたが、実力が通用しないことが分かり…。そこでようやく(プロになる夢の)諦めがついたんです。バールで出されたコーヒーのラテアートに出合ったのが、そんなとき。『バリスタ』という職業があるんだと興味をもちました」と青木さん。

 昔から「思い立ったら即行動」の行動派。帰国後はバリスタに関するありとあらゆる情報を集め、カフェめぐりを開始。ここでバリスタになることを決意。「知識だけでなく、実際につくらないとだめだ」と有名なバリスタ達と日々カフェを淹れる練習をして、コーヒーについて研究した。

 「オーストラリアでは、世界バリスタチャンピオンシップのヘッドジャッジであるジャスティン・メトカルフ氏宅に泊めてもらい、エスプレッソの味からバリスタとしての技術やマナーなどを習得しました」。

 青木さんは、バリスタは料理人と同じだと言う。「お客さんが喜んで飲んでくれる『ベスト』なエスプレッソをつくるためには日々の練習と集中力、きめの細かい作業が必要。常に疑問をもちながら、おいしさを追求しています」。今でも毎朝30分、味を確かめるための練習(10〜20杯をつくる)は怠らない。

 世界のコーヒートレンドにはまだまだ追いつけていないマレーシアで、職業としてのバリスタを確立していくのが、青木さんの目下の目標である。*青木さんのコーヒーを試したい方、フェイスブックMasaBaristaをフォローしてみて。現在ファーレンハイト88内「CoffeeStain」で飲めますよ。

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