2013年8月-この人のセニョ〜ム 柏村信光さん

konohitoマレーシアはより人間らしい生き方ができる国ところ!

1986年1月1日、青森県八戸市生まれ。アジア・ヨーロッパ研究所の奨学金制度でマラヤ大学大学院への進学のため、2008年に来馬。ダイバーシティ・マネージメントを専攻。卒業後は当地で英国系企業に入社し、独立系ファイナンシャルアドバイザーとして働く。

 柏村さんは小誌6月号の特集「週末キャンプのすすめ。」で、キャンプに参加していただいた読者の一人。初対面では目鼻立ちのはっきりした顔や話す言葉(英語の発音!)が日本人離れしていたので、てっきりキャンプのインストラクターの方だと勘違いしてしまいました。

 さて、愛称ニックこと、柏村信光さん。現在、FA(ファイナンシャルアドバイザー)として、在馬日本人の方々に資産運用・管理のアドバイスをしていらっしゃる。FAとは日本人にとっては耳慣れない言葉だが、イギリスやヨーロッパ諸国では各家庭に必ずホームドクターがいるように、「多くの人が当たり前に抱えているアドバイザー」なのだそうだ。「

 金融先進国イギリスでは、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が銀行よりも信頼度が高いんです」と柏村さん。入社と同時にFAの国際資格をとるために猛勉強、資産運用・管理に関する知識や、世界経済、金融商品の勉強はもちろん、話し方のトレーニングまで受けた。持ち前の「負けず嫌い」が功を奏して、入社3年目にして支社のあるアジア域内で第2位の業績をあげた。

 インタビューでどうしても聞きたかったのは、柏村さんの類まれな英語力。どうやって身に付けたのだろうか。

 「母が自分はまったく理解できないのにも関わらず、こどものために、英語のTV番組を観たり音楽を聴いていたりしていたので、小さい頃から英語が暮らしのなかにあった。いつかはアメリカ人よりも英語が上手くなりたいと思っていました」。しかし筆記試験中心だった中高時代の英語の評価は決して高くなく、「やる気」を出したのは10代後半から、特にアメリカで勉強した時だった。

 「時間とお金が限られていたので、とにかく勉強しました。分からない単語は調べたり友だちに聞いて、必ず覚える。一人でいる時は、CNNを聴いてシャドーイングをするなど」。

 この時にはかけがえのない友も得た。「時間が限られていたから意識的に深い付き合いをしようと思ったんです。帰国間際に『ニックは全然表面的じゃなくて優しかったよね』と言われたことは今でも忘れられない」と柏村さん。

 小さい頃からなぜか周囲から浮いていたという柏村さん。マレーシアに住んで、「自分は自分でいい。かたちはいろいろあって当たり前」と思えるようになった。自分らしく生きていけるマレーシアでがんばっていきたいと語る。

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