2015年11月-この人のセニョ〜ム 石川徳仁さん

Clipboarder.2015.10.29-006書道家。徳仁書道教室主宰。1981年愛知県生まれ。大学卒業後、コンサルティング会社に就職。1年間の中国・深圳での駐在経験を経て2007年に独立し、コンサルティング会社を起業、2年後に東京・表参道で書道教室をスタート。2010年、東久邇宮文化褒賞受賞。2012年4月に家族で来馬し、KLで留学支援の会社「KNAIN」を立ち上げ、昨年からKLでも書道家として本格的に活動開始。www.aisary.co.jp

セニョ〜ム、先月号のこのコーナーで紹介したお花屋さん「ヒバナ」のロゴにいたく感銘。なんと、カタカナのヒバナが「花」に化けているんですよ。そこで、そのロゴを書いた人にぜひとも会いたい! と、書道家の石川徳仁さんを訪ねました。

石川さんが書道を始めたのは6歳のとき。実は、「祖母が書道の師匠(書道の先生を指導する先生)だったので、3歳のころから筆で遊んでいました。字を書いたり、見るのが好きだったんです」という、生まれながら「書」が身近にあった環境で育った。ちなみに書道は、能書家としても知られる空海など書家が書いた字を臨書するのが上達の一歩なのだそうだが、石川さんは小さい頃から、その臨書が大好きだった。

石川さんにはやはり、「書道家」のDNAがあったんですね。しかし、だからといって石川さんのおばあちゃまが自信をつけてくれたわけでもなく、「本格的に書道教室に通い始めた小学一年生の時、最初に『一』を書いたら、『あなた、才能あるわね』って褒めてくれた書道の先生です」。好きは上手の元。石川さんが小中高を通じて、コンテストやコンクールという名のつくもので賞を総なめしたことは想像にかたくない。しかし当時の石川さんは、「書道家」として活躍するとは夢にも思わなかった。

「在学中も就職活動中も、いったい自分が何をしたいのか分からなかった。ただ漠然と海外志向があったことと、会社に入って肩書きで生きることや、毎日ルーチンで仕事することには抵抗がありました」。結果、コンサルティング会社に就職して経営のイロハを学んだ後、25歳で起業し、2年後に書道教室も始める。均等に見てあげたいと、少人数にこだわった書道教室。「書道は集中力が必要なので疲れますが、逆に脳をリフレッシュする効果があります。自分を見つめ直すことができるんです。生徒さんにはただ単に字がうまくなるだけでなく、書道を通じてニュートラルになって充実した生活を送ってもらいたいと思って」。

2012年には家族でKLへ移住し、昨年書道家として活動を本格化。書道家として、また起業家としても順風満帆の石川さん。「ワクワクすることをやって何か社会貢献したい」と語る石川さん、書道の文化をぜひ、世界に発信してください!

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