2015年2月-この人のセニョ〜ム 恵島良太郎さん

konohitoリアルな体験で見付けた課題を解決するウェブサービスをビジネスに

株式会社ROI代表取締役。1976年宮崎県生まれ。創価大学経営学部卒業後、IT企業などを経て、2004年8月株式会社ROI設立。会員数60万人、掲載店舗数5000店舗の日本最大の覆面モニターポータルサイト「ファンくる」などを展開。2012年に家族とマレーシアへ移住して現地法人「M & MARC. SDN. BHD」設立。13年5月サービスオフィス「SENTRO」をオープン。

 「若いIT企業社長」という肩書がぴったりな恵島さんとは、彼がKLセントラルで経営するレンタルオフィスでお会いした。新築オフィスビルの1フロアを借り切って41のスペースに区切った「SENTRO」は、シンプルでおしゃれな「憧れのオフィス」そのもの。現在約90%が埋まっており、ジョホール・バルSENTROも計画している。現在38歳の恵島さんのキャリアは実にバラエティに富んでいる。ITエンジニア、経営コンサルティングを経て、脱サラして新橋で居酒屋を始める。IT企業を立ち上げて始めた覆面モニターポータルサイト「ファンくる」は年商10億円規模に成長。2012年に進出したマレーシアでは人材紹介のサービスも展開している。一見、関連性がないかに見えるこれらのビジネスだが、ここに恵島さんの成功の秘密がある。

 「26歳で退職して始めた居酒屋では、頭にタオルを巻いて厨房に立っていましたが、リアルな店の経営も知っていて、ウェブやマーケティングにも強い。これが私の強みですね」。実店舗を経験し、そこで見付けた課題を解決するウェブサービスをビジネスにする。それが恵島さんのやり方だ。分野は飲食に限らない。ストレッチ・マッサージの店を経営し、予約方法がカギだと判断して予約専用のアプリを作成。稼働率をアップさせた。マレーシアに進出した際、いい人材が見付からなくて困った経験から、オンラインの人材紹介を始めた。日本に留学した経験があるマレー系の社員から、日本ではハラルの飲食店を見つけるのが大変だったと聞き、日本在住のムスリム向けSNSサービス「ハラルナビ」を立ち上げた。

 それにしても、これだけ多様なビジネスを立ち上げ、海外進出までするパワーはどこから来るのか? 「あと25年は働くつもりですが、今後25年間、日本の経済が上向くことはないでしょう。それなら海外に出ようと思い、ある程度の生活ができて、ビジネスを展開するのにベストな場所はどこかと調べ、マレーシアに移住しました。あと、将来に対する危機感も原動力かな。世の中は進化しているから、どんどん新しいことをしないと生き残れない。それに、新しいことをやるのってわくわくしますからね!」。若い起業家の目標となっている恵島さん。趣味はトライアスロンで、去年は大会に4回も出場したそうですが、仕事も私生活も本当にパワフル!

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