わくわく!マレー語の暮らし cuci チュチ = 洗う

わくわく!マレー語の暮らし

cuci チュチ = 洗う

5月のハリラヤ(断食明け大祭)には、3年ぶりに夫の田舎へ帰りました。といっても3年ぶりと思っているのは私だけで、コロナ禍でも夫はというと、義母の元気がないらしいと警察に許可をもらって帰省、州越えの規制が緩和された瞬間にエイヤと帰省、それからなんだかんだと数回帰省・・・。とはいえ今年のハリラヤはほとんどの規制がなくなり、まるで鳥小屋から一斉に飛び立つかような自由さが芽生えていました。マジメな私は自粛モードのハリラヤを想像していたもので、あまりの人数がマスクなしでやってきた時は奇声をあげそうになりましたが、これもウィズコロナの時代へ移行した証なのかもしれません。今後はどんどん気勢が上がっていくことでしょう。漢字遊びはこのへんにして、基本的には全員「家族」なのでマスクなしでもOKという考えだったらしいです。夫の従弟の奥さんとか、まあ血は繋がっていないですけれども、みんなみんな家族。

ハリラヤ2日目に、何番目かの叔母さんの家を訪問しました。たくさんのいとこたちと、その子供たちでガヤガヤ賑わう中、叔母さんがいません。理由はcuciとのこと。それも4時間かかるとのこと。一体何を洗っているのでしょうか。

cuci pinggan(チュチ ピンガン)=お皿を洗う」確かに訪問者は多いけれど、ハリラヤでは使い捨てが普通、環境問題に逆行して。「cuci baju(チュチ バジュ)=服を洗う」いくら田舎でも洗濯機はある、時に二層式だけど。「cuci kereta(チュチ クレタ)=車を洗う」ハリラヤ前に洗う人は多いと思う。田舎まで帰る道すがら、巨大トカゲにぶつかったり、街灯のない夜道だと虫たちに突撃され汚れていくけど。「cuci rambut(チュチ ランブ)=髪を洗う」たとえ訪問者がいようと午後の暑い時間にシャワーを浴び始める人は、確かにいる。「cuci tangan(チュチ タンガン)=手を洗う」はい、大切。どれも日常的によく使うマレー語ではあるけれど、正解ではなさそうですね。

正解は「cuci darah(チュチ ダラ~)=血を洗う」でした。決闘で汚れた刀を・・・ではなく、「人工透析」のことなのです。そう、叔母さんは糖尿病。会話の中でcuciしか言わなくても、家族間では(遠い親族間でも)通じてしまうのでしょう。簡単なマレー語こそ深く知りたいと思うハリラヤだったのでした。

サフィヤ  プロフィール
2012年にマレー系マレーシア人と結婚。KL郊外に住み、夫の家族や親戚、ご近所付き合い、モスクでの交流など、マレー語に囲まれた暮らしをしています。

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