わくわく!マレー語の暮らし gula グラ = 砂糖 / gula-gula グラグラ = ?? 

わくわく!マレー語の暮らし

gula グラ = 砂糖 /
gula-gula グラグラ = ?? 

夫の兄弟たちと集まってくつろいでいた時のこと。どこでくつろいでいたかって、長男の家のガレージです。ガレージだけれど椅子やソファを並べて、くつろぎのスペースになっています。車は路駐です。路駐はマレーシアの住宅街の一般的な風景といえるでしょう。くつろぎ時間のお供は色々なお菓子と紅茶、そしてフルーツポンチ。汁ごと缶詰のフルーツとナタデココに練乳まで加えたものですが、冷やしてガレージで食べると昭和の夕涼み感覚です。しかし油断してはいけません。お菓子も飲み物もとにかく「gula(グラ)=砂糖」がたっぷりのマレーシア、夕涼みの話題も病気の話ばかりでした。

先々月号は「darah tinggi(ダラ ティンギ)=高血圧」の話でしたし、先月号は話のオチが糖尿病でしたね。マレー語では「kencing manis(クンチン マニス)=糖尿病」と言います。「kencing=おしっこ」と「manis=甘い」で糖尿病、日本語の漢字の組み合わせとはちょっと違います。

昨年義母が糖尿病になり、医者にオーツ(オートミール)を薦められたそうです。お米の代用でお粥などが作れますし、工夫すれば小麦粉の代用にもなります。義母のために購入したところ最初は喜んで食べていましたが、成分表を見て「gulaが入ってる!」と大騒ぎ。決してグラノーラと間違えて買ったわけではありませんよ。つまり日本語で言うところの「糖質」がgulaと記されているのです。それならお米だって小麦粉だって入っているものですがな。と説明したいけど、マレー語でこのグラ(糖質)とあのグラ(砂糖)は違うと言っても、混乱させただけだったようです。日本語でも一応整理しておくと、「糖質+食物繊維=炭水化物」で、人間のエネルギー源になるものですが、カロリーオーバーすれば嫌われる気の毒な存在です。一方、いわゆる砂糖などは「糖類」と呼ばれる部類です。その部類にいるのは果糖とかブドウ糖とか。とまあ、日本語なら何とか説明できるのですが、マレー語だとどっちもグラ。

ちなみに2回繰り返すと「gula-gula(グラグラ)=飴ちゃん」の意味になります。3回繰り返せば糖質の意味になるとか、そんなことはありませんでした。あっちのグラもこっちのグラも、私たちに小さな幸せを導いてくれるもの。勝手に敵対視しないよう、バランスよく頂きたいものです。

サフィヤ  プロフィール
2012年にマレー系マレーシア人と結婚。KL郊外に住み、夫の家族や親戚、ご近所付き合い、モスクでの交流など、マレー語に囲まれた暮らしをしています。

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