わくわく!マレー語の暮らし senyum  セニョーム / スニューム = 微笑み

わくわく!マレー語の暮らし

senyum  セニョーム /
スニューム = 微笑み

あれは去年の9月のことでした。『セニョ~ム』は12月号をもって休刊すると告げられました。「休刊」には文字通りお休みの意味と、密かに終了の意味もあります。有名なホテルをも幕を閉じるこのご時世、素直に受け止めることができなかった私は勝手にショックを受けていました。しかし、人生驚き悲しみ落ち込むよりも、すべてを受け止め前を向いた方がいいと一人悟りの境地に入り、すっかり終わった気分になって新年を迎えたところ、コラムが2ヶ月後に再開とのこと。有難いやら、なぜか戸惑うやら、こうして私は、まるでゼロからスタートする気分と相成りました。というわけで、今日のテーマは『セニョ~ム』のタイトルです。

senyumの意味は「微笑み」。ぜひ今一度表紙をじっくりご覧ください。かわいい微笑みが隠れていますよ。ほっこりしたところで恐縮ですが、今日はカタカナ表記に着目します。外国語をカタカナで書く時、完全に同じ発音をカタカナで表せるわけではないので、どのカタカナを採用すべきか悩みます。例えば英語のenergyは「エネルギー」「エネジー」「エナジー」など、カタカナ表記が複数あります。

まずseについて。マレー語の母音「E」=日本語の「え」ではなく、「え+う」のような音です(「う」の口の形をしながら「え」の音を出してみてください)。つまりseは「セ+ス」の音。またnyuの場合も、マレー語の「U」=日本語の「う」ではなく、「う+お」の音となります(タコのように口をとがらせて「お」と言ってみてください)。つまりnyuは「ニュ+ニョ」の音。

もちろん話す時は本来の発音に近い方がいいに越したことはないのでしょうが、どちらのカタカナ読みでも通じます。マレーシアでは写真を撮る時に「senyum」と言うので、ぜひチャンスがあったら使ってみてください。日本語の「ハイ、チーズ!」「笑って!」に当たります。そこで困るのが「senyumって日本語で何ていうの?」と聞かれた場合。素直に「微笑み」と答えようものなら、写真を撮る時に「ホホエミ~!」と言われてしまいます。マレー語にも「ketawa(クタワ)=笑う」という単語がありますが、これは声を出して笑うような場合に使います。なにはともあれ、新しい『セニョ~ム』が、たくさんの笑顔であふれかえりますように。

サフィヤ  プロフィール
2012年にマレー系マレーシア人と結婚。KL郊外に住み、夫の家族や親戚、ご近所付き合い、モスクでの交流など、マレー語に囲まれた暮らしをしています。

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