アンナ先生の健康アドバイスー第11回 AMH について

AMH について

前号で妊娠率を向上させる方法についてお話をしましたが、今回は女性の卵巣予備能(卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか)を調べられる「AMH(アンチミューラリアホルモン)検査」の重要性をお伝えしたいと思います。

AMHは卵胞から分泌されるホルモンです。同ホルモンのレベルは成人初期にピークに達し、その後年齢とともに徐々に減少します。検査は月経周期の間いつでも行うことができる簡単な血液検査で、数日以内に結果が出ます。マレーシアにおけるAMH検査の費用は約300 ~400リンギです。検査をして該当する年齢層で低い数値が出たら、卵巣予備能が低い可能性もあります。これは、長い間妊活を試みていても妊娠に結びつかない理由の一つかもしれません。卵巣予備能は年齢とともに減少し続けるので、AMHが低い患者さんはあまり先延ばしにしないで、専門の治療を強くお勧めします。

AMHレベルに影響を与える可能性のある要因としては、年齢、ホルモンの不調、卵巣手術歴、ストレス、栄養不良、肥満などで、ビタミン欠乏などによるものもあります。ストレスは、AMHに対する最大の悪影響の要因の一つです。AMHレベルを上げるためには、ストレスを減らすことが重要です。運動はストレスレベルを減らす効果があり、また腹部マッサージや鍼治療に行くことも非常に有益で、同じくストレスを減らすのにも役立ちます。腹部マッサージは卵巣への血流を増加させ、結果として卵巣機能を改善するのに役立つと考えられています。ビタミンDやサプリメントもAMHレベルを上げるのに有効です。

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アンナ先生プロフィール  アイルランド・ダブリン大医学部卒(MBBCHBAO取得)。小児科、産婦人科、麻酔科、救急科、皮膚科、整形外科での経験を経て、2018年にのぞみクリニックを開業。
自身も母親という立場から、こどもや女性にも優しいクリニックが信条。

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