アンナ先生の健康アドバイスー第19回

更年期障害と若年性更年期障害

更年期とは、閉経前後の約10年間を言います。閉経の年齢は個人差が大きいのですが、日本人の平均閉経年齢は50歳と認識されています。最近では20~30代の若い女性にも同様の症状に悩まされている方が増え、若年性更年期障害とも言われています。
この時期には卵巣の働きが低下して、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少します。また心因的ストレスなどによって、心身に様々な症状が現れてきます。これらの症状を「更年期障害」と呼びますが、主な症状として顔のほてり、のぼせ、発汗、冷え、肩こり、腰痛、めまい、頭痛、イライラ、不安、不眠などがあります。症状が悪化すると、骨量の減少、膣の乾燥や萎縮、脱毛、うつ症状などが起こることもあります。外来の患者さんで一番多いのは、顔のほてり、のぼせ、発汗のようです。イライラ、不安、不眠、うつ状態も比較的多く見受けられます。対策としては、規則正しい生活を心がけることが重要です。普段の生活習慣を見直し、タバコを控える・運動をする・ストレスを解消する・栄養バランスのよい食事を摂ることを心がけましょう。注意したいのは、更年期にはさまざまな症状が現れますが、一概に「更年期障害だから」と自分で判断してはならないということです。更年期障害のように思えても、実際は甲状腺疾患や高血圧、糖尿病、うつ病など他の病気があることがあります。また、女性ホルモンは骨粗鬆症や高脂血症などの病気とも関連しています。更年期にこうした症状をおもちの方は、我慢せず医師に相談して、ご自身にあった治療を受けるようにしてください。


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