アンナ先生の健康アドバイスー第25回 重金属が体に与える影響

重金属が体に与える影響

 前号は重金属検査についてでしたが、今回は重金属の体内蓄積で起こる影響をみていきましょう。
重金属には「人体に必須とされるもの」、「必須であるが必要以上に摂取すると有害とされるもの」、「必須性や有害性が証明されていないもの」があります。
私たちの身体は代謝・排泄機能を有しているので、許容範囲内の摂取であれば体内に蓄積されることはありません。しかし、高濃度の摂取を継続すると排泄が間に合わず、体内に蓄積され、次のような中毒症状を起こすことがあります。

●水銀…イライラ、消化機能障害
●ヒ素…皮膚障害、下痢、嘔吐、便秘など
●鉛…疲労感、貧血症状など
●クロム…下痢、嘔吐、肝炎など
●カドミウム…骨粗鬆症、高血圧、腎障害など
●ニッケル…アレルギー、喘息

重金属のなかでも水銀、ヒ素、亜鉛、カドミウムなどは、一定量を超えて摂取し続けると、体内の酵素やホルモンの働きを阻害し、細胞の働きや新陳代謝を著しく低下させます。「なんだか最近疲れがとれない」と感じたことはありませんか?慢性的な体調不良や現代病、アトピー性皮膚炎や気管支喘息など、皮膚や血管に炎症が起こる病気の原因には、重金属の体内蓄積が関係していることもあります。予防策として、体内の毒素を包み込んで体外へと排出する
「キレート作用」をもつ成分を含む「キレート食品」の摂取を心掛けることが大切です。
香味野菜(ニラ、ニンニク、ネギ、タマネギなど)を多めにとると、体内に毒素が溜まりにくくなると言われています。

アンナ先生プロフィール  アイルランド・ダブリン大医学部卒(MBBCHBAO取得)。小児科、産婦人科、麻酔科、救急科、皮膚科、整形外科での経験を経て、2018年にのぞみクリニックを開業。自身も母親という立場から、こどもや女性にも優しいクリニックが信条。

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