アンナ先生の健康アドバイスー第39回 ヘリコバクターピロリ感染症

ヘリコバクターピロリ感染症

アヘリコバクターピロリ菌は、腸内の消化管で増殖し、胃粘膜を攻撃する傾向があるバクテリア(細菌)の一種で、世界人口の約44%の人がヘリコバクターピロリ菌に感染したことがあると言われています。

ヘリコバクターピロリ菌は、胃の中の酸性な環境でも生き残ることが可能であり、徐々に胃粘膜の奥深くに移動し、初期には胃の不調などの症状を引き起こすことがあります。その後、長い年月を経てピロリ菌は胃に潰瘍を作り、胃がんの原因になることがあります。ほとんどの場合、ピロリ菌が胃の中に存在しているだけならば、症状が現れることはありませんが、胃炎から胃の鈍痛や焼けるような痛み、消化不良、胃のもたれ(ゲップ)、また吐き気と嘔吐などの症状が現れることがあります。

この細菌は、食べ物の共有や、きちんと洗浄されていない食べ物を摂取したり、または調理した人が排泄後適切に手を洗わなかったりすることで広がります。また子どもは正しく手を洗わない傾向があるため、ヘリコバクターピロリ感染症になりやすいです。

ピロリ菌の感染症は、いくつかの方法で発見することができます。 1.血液検査:ピロリ菌に対する抗体を調べることで、過去や現在ピロリ菌に感染しているかどうかが分かります。 2.便検査:胃の中にいるピロリ菌の抗原を調べます。 3.尿素呼気試験法:検査専用の液体を飲み、服用前後の呼気を専用の容器に集めて検査する方法です。クリニックで検査を行うことができます。 4.生検検査:胃の粘膜から生検と呼ばれる組織サンプルを採取するために、内視鏡検査と呼ばれる処置が行われます。

アンナ先生プロフィール  アイルランド・ダブリン大医学部卒(MBBCHBAO取得)。小児科、産婦人科、麻酔科、救急科、皮膚科、整形外科での経験を経て、2018年にのぞみクリニックを開業。自身も母親という立場から、こどもや女性にも優しいクリニックが信条。

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