カラダづくり講座 第5回 ゴルファー向けの 特別編

カラダづくり講座 ゴルファー向けの 特別編

ゴルファーの皆さん、
故障知らずで今より、もっと上へ!

私たちPFCスタジオはマンツーマンで指導するパーソナルトレーニングジムです。ご利用いただいているお客さまは、日頃の運動不足を解消して体力をつけたい・減量したい・理想のカラダになりたいといった方から、趣味のスポーツのパフォーマンスをあげたい・怪我や故障した部位をリカバリーしたい方までさまざま。今回は趣味のスポーツのなかでもゴルフに焦点を当てて、怪我や故障の原因とその解消法についてご説明しましょう。

PGAツアーのフィットネススペシャリストでプロゴルファーのアレックス・ベネット氏と一緒に、「Hypericeアプリ」でスイング改善を目指しませんか?

若い方からご年配の方あるいはビギナーからプロまで、怪我や故障(痛み)を抱えた様々なゴルファーと接するなかで、彼らに共通した「4つの痛み」があることと、彼らの多くが肩のマッサージや手首のストレッチ、膝のアイシングなど、痛みを感じた特定の部位だけをケアしていることに気がつきました。痛みの原因は、その痛みのある部位周辺にないことがほとんどです。そこでケアをする前にまずは、痛みの原因を考えてみませんか?

痛みの原因と解消法

痛みの原因はスイング動作や姿勢にある場合があります。例えば①テークバックの伸びすぎは肩の痛みばかりか、握りすぎを招くので手首も痛くなる、②ダウンスイングのインパクトで手首・肘・膝に痛みが出る、③フォロースルー時の回転や補正で股関節が硬くなり胸郭の回旋範囲が狭くなるので肩に負担がかかる、など。

ゴルフスイングのアドレス(構え方)からテークバック→ダウンスイング→インパクト→フィニッシュまでの複雑な動作は関節や筋肉にストレスを与え、身体のバランスを崩す原因となります。そこで、練習やコンペの前には簡単なダイナミックストレッチ(関節の可動域を広げるなどの動的ストレッチ)をするなどウォームアップをして体をほぐすと良いでしょう。

次に、前述のゴルファーに共通する「4つの痛み」について、部位別にその原因と解消法について説明します。

a. 手首の痛み

【原因】ゴルフクラブの握りすぎで手首に痛みが出る場合があります。握る時は主に指を使うので、ゴルフクラブを安定して支えるために前腕の筋肉が使われます。また、ゴルフクラブの重さ・ハンドグリップ・ミスヒット・前腕の使い過ぎなどから手首の腱や手の筋肉にストレスがかかり、炎症を引き起こします。

【解消法】手全体の緊張を和らげるために、指やマッサージボールで前腕の筋肉(伸筋と屈筋)のラインに沿ってマッサージを。

b. 肘の痛み

【原因】地面からの衝撃や頻繁なスクーピング(すくい打ち)で肘に痛みが出る場合があります。握りすぎやスイングに伴う手首への疲労なども肘に影響します。スイングの動作には手首の筋肉や肘を曲げ伸ばしするための筋肉が多く使われていて、これらの筋肉がまとまって一つの腱になり肘の内側の骨に付着しているため、疲労がたまると腱が炎症を起こし肘に痛みが出ます。

【解消法】肘関節は前腕と上腕二頭筋の間にあるので、上腕二頭筋を鍛えるために同部位軟部組織のモビライゼーションワーク(手技・圧迫・運動など)を行います。また上腕二頭筋の外側だけでなく内側も指やマッサージボールでほぐすのも良いです。

c. 肩の痛み

【原因】テークバック、ダウンスイングなどスイング時の胸椎の回転の繰り返しが肩の痛みの原因となる場合があります。スイング時の姿勢(背中を丸め頭を前に出す)は胸を締め付けて肩や腕の可動域を制限してしまうからです。

【解消法】腕から上の部位の筋膜のリリース。脇の下や鎖骨の下周辺を拳や指先でマッサージしながらほぐしましょう。

d. 膝の痛み

【原因】膝はゴルフスイング時の足首の使い方と腰の回転のバランスがうまく合っているかどうかに影響されるので、不安定な状態でスイングを続けると膝を痛めてしまう場合があります。セットアップやフォロースルー時に膝を変な角度で固定すると、腱の炎症や靭帯の疲労など軟部組織にストレスを与えてしまいます。

【解消法】変な角度でスイングを続けると、膝関節を安定させている大腿四頭筋(太もも前部の筋肉)に余計なストレスをかけてしまいます。大腿四頭筋をマッサージすることで、膝や太ももの緊張を和らげて痛みを軽減したり故障を防ぐことができます。

ウォームアップとHypervolt

PFCスタジオでは「痛みのない動き」を第一に考えています。お客さまのご希望や状態を理解して、ウォームアップからリハビリテーション後のトレーニング、パフォーマンス向上を目指したトレーニングを提供しています。

PFCのパーソナルトレーナーは、筋膜のリリースと筋肉の活性化の効率を考えてパーカッシブセラピーツール「Hypervoltハイパーボルト・マッサージガン」を使用しています。マッサージガンの振動は腰の前部や僧帽筋(背中の一番表層にある筋肉)など一般のマッサージでは届きにくい部位にも届くので、軟部組織のリリースが徒来よりも簡単に行えるようになりました。
筋膜リリースの時間も短縮されるので、ゴルフプレイ前のウォームアップ用ツールとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

【解消法】変な角度でスイングを続けると、膝関節を安定させている大腿四頭筋(太もも前部の筋肉)に余計なストレスをかけてしまいます。大腿四頭筋をマッサージすることで、膝や太ももの緊張を和らげて痛みを軽減したり故障を防ぐことができます。

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