2012年1月-梅菜包

 昨年2月、本誌の特集で取り上げられていた「Tanjung Sepat」。遅ればせながら行ってまいりました。村に入るととっても静かな感じ。いやいや、ご心配なく!こういう村だからこそ、地元の人が足繁く通う名店があるんですよ、マレーシアは!

 ここで馬子の胸に一番印象的だったのが、「海友興」と言う肉まん屋さんです。こちらはコピティアムからスタートした肉まんの名店。喫茶のお供に売られていた肉まんが巷で瞬く間に有名になり、現在は向かいに工場を建て、機械と手作業をうまく組み合わせて大量の肉まんを製造しているのです。とはいえ、餡を包み込むのは手作業ですから生産にも限度があり、週末は購入できる量が制限されています。ここでおおすすめしたいのが、中国漬物「梅菜」を包んだ「梅菜包(ムイチョイパオ)」です。梅菜の塩加減がなんとも絶妙なんです。塩抜きの加減と、パオとの相性が抜群!軽い口当たりなのでおやつに朝食にと飽きのこない味わいです。

 お店のご主人によると、マレーシアのパオは衛生上、周りを覆う薄皮ははがして食べるのが一般的なんだそう。確かに、馬子のローカル友達も、パオを食べるときは必ず皮をむいてから食べています。日本ではお目にかかることのない光景ですよね?でもね、馬子はあの薄皮の部分がパオの美味しさの決め手だと思っているんです。本当に美味しいパオはツルンとはちれんばかりにピッタリと、薄皮が中の柔らかい部分を覆っています。ふわふわの部分と一緒に食せばそのパオが新鮮かどうかもすぐわかります。そんな話をすると「そうなんですよ!そして、ウチで出すパオは清潔・新鮮だから、皮のまんまご賞味いただきたいんですよ!」とご主人。

 お持ち帰りもできますが、家で食べるときは面倒でも蒸し器、あればせいろでゆっくり蒸して召し上がれ!薄皮がピンと張って美味!せっかくのウマイもん、怠けて「チ〜ン」は御法度です!

 同店では、「Tanjung Sepat」のもう一つの名物、今回の特集でも紹介されている「裕發咖啡貿易」のコーヒーも飲めます。コーヒーとパオ、100年間、代々引き継がれた、中国系の大好きなものが一度に味わえる、ノスタルジックな喫茶店でございます。!

パオ各種RM2 ~
海友興
405, Jalan Pasar 42800 Tg.Sepat, Kuala Langat, Selangor
TEL: 03-3197 4144

馬子

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