マレーシア人の英語力低下を憂う

ウーとタンのばなな談義

マレーシア人の英語力低下を憂う

2頭の仲良しオランウータンが今日も食後にのんびり世間話をしています。

ウー マレーシア人が自慢にしてきた英語能力が年々低下しているらしいね。

タン 英語を母国語としない112カ国・地域を対象とした2021年度の英語能力調査で、マレーシアは28位だった。「能力高い」カテゴリーにはギリギリ入っているんだけど、近年じわじわランクを下げているんだ(ちなみに日本は78位)。

ウー 最近、英語教師のレベル低下を示す英語のワークブックの画像がSNS上に掲載されて話題となったね。教師が赤ペンで「未来形」の文章を添削しているんだけど、みんな間違って訂正されているんだ。正解していたのにペケ付けられた生徒は気の毒だね。

タン  あまりにも初歩的な間違いなので、フェイクじゃないかという説も出ていたけど、英語教師の資格がないにも関わらず英語を教えるよう校長から命じられるケースも多いらしいから、「ありそうな話」だとナットクしている人も多いみたいだ。

ウー そういえば以前、理数科目を英語で教える制度があったよね。英語で教えられる先生が足りないっていうんで2013年に止めちゃった。英語がきちんとできる教師が足りないのは事実みたいだね。

タン 以前は政治家の必要な資質の一つとして英語が話せるというのがあったようなんだけど、それも薄れつつあるみたいだね。アハマド・ザヒド元副首相なんかは、「英語がヘタだから首相になれない」なんて言われてたぐらいだ。

ウー 最近では開き直りなのかマレー主義の台頭なのか知らないけど、マレー語を積極的に使おうという動きがあるね。

タン 最近イスマイル・サブリ首相が「海外で開かれる会議で発言する政府当局者はマレー語を使用しなければならない」と宣言して話題になっていたね。ホスト国側が自国語で話した場合は、こちらは必ずマレー語で話さなければならない。ただしホスト国の代表が英語を使用した場合にはマレー語か英語が選択できるらしい。

ウー 言い間違えると国際問題になりかねないので無理して英語を使わないというのは理解できる。ただこれが長じて英語ができなくてもいいという風潮になってしまうと困るよね。

タン マレーシア訛りの英語を「マングリッシュ」なんてバカにしているけど、そのうちマングリッシュすらできる人がいなくなったりして(笑)。

ウー:ヒトの世界を勉強中の熱血オランウータン少年。隣りのオラ子が最近気になる。
タン:クールに人間界を斬るウーの兄貴。ドリアンは猫山王より黒刺が好みというコダワリ派。

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