2013年3月-マレーシア最新芸術事情

マレーシアで最も有名な女優とは?

 世界で活躍するマレーシア人のニュースを時々目にしますが、そのなかでも世界的に有名なのは、女優のミッシェル・ヨーなのではないでしょうか。

 なんといっても、マレーシア初、そして唯一のボンドガールです! 21歳でミスマレーシアの栄冠を勝ち取った彼女は、その後イギリスで行われたミスワールド本選にも出場。そのころからジャッキー・チェンとのテレビCMや、また、アクション映画へも出演するようになります。1997年には『007トゥモロー・ネバー・ダイ』のボンドガールとして抜擢され、そこからハリウッドでも活躍していくようになります。2009年にアメリカの『ピープル』誌が選んだ“永遠の銀幕美女35名”では、アジア人女性としては唯一選ばれていました。とはいえそんな彼女ももうすぐ50歳。ほとんどスタントなしでやってきたアクション映画の世界を少し離れて、社会派の作品にも挑戦しています。最新の出演作は2011年、リュック・ベッソン監督の『The Ladyアウンサンスーチー引き裂かれた愛』。主役のスーチー女史役を演じて話題になりました。

 そのような功績を称え、2001年にはDato’の称号、そして昨年5月にはDatuk Seriの称号がペラ州王より彼女に与えられました。

 ちなみに、ミッシェル・ヨーほどの大物になった人はいなくとも、香港や台湾で役者として活躍している中国系マレーシア人は結構いるのだそうです。

 また、ハリウッド映画へのマレーシア人の出演ということでいえば、なんといっても1999年公開、ジョディー・フォスターとチョウ・ユンファ主演の『アンナと王様』でしょう。私が初めてこの作品を観たのは2000年。マレーシアに一度も訪れたことがない頃でしたので、ただただチョウ・ユンファにうっとりしていたのですが、こちらに来てしばらくしてから再度観なおしたところ、本当にたくさんのマレーシア人が脇役を固めていてびっくり! あの人も、この人も、み~んな見慣れた顔ばかりです。というのもこの作品、撮影のほとんどをペナン、イポー、ランカウイで行っていたのだそうで、マレーシアには英語が達者な役者が多いわけですから、わざわざタイ人を連れてくる必要はなかったのでしょう。CelcomやネスカフェのCMで出てくるおなじみの顔が、脇役ながらも結構大事な役目を果たしたりしていて、映画のストーリー本編以外にも、結構楽しめます。

アティカ

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