2013年9月-マレーシア最新芸術事情

PopTeeVeeから見えてくる、あなたの知らないマレーシア

 皆さんは日ごろ、マレーシアの最新情報をどんな媒体から入手されていますか? 日本語に翻訳されたマレーシアのニュースは、おそらくほとんどが現地の主要紙の記事を翻訳したものなのではないかと思います。この主要紙、そして地上波テレビ局から流されるニュース、実はかなり政府寄りにつくられたものとなっています。

 そんななか、ものすごく正直ベースでつくられたPop Tee Veeというウェブチャンネルがあります。最近では関係者が皆それぞれに忙しくなって、あまり頻繁には新しいエピソードがアップされませんが、それでも、過去のエピソードは何度見ても秀逸なものがたくさん! いくつかあるプログラムのなかでも特に、政治家の発言や政治情勢に関して、面白おかしく取り上げているのがThat Effing Showです。

 以下、そのThat Effing Showから、より深くマレーシアを理解するために少しでも皆さんのお役に立ちそうな、あるいは楽しんでもらえそうなものをピックアップしてみました。

[#92 Apa Lag iCina Mahu?]
去る5月の総選挙で、マレーシア国民戦線のMCA(中華系第一政党)が大敗したことを受け、マレー主要紙Utusan Malaysiaが一面に掲載した大見出しに端を発したエピソード。

[#85 Gay Guidelines]
当時の教育省が、両親や教師のための、ゲイの兆候を識別するためのガイドラインを発表したことを取り上げたもの。そのうちの一つ、“VネックのTシャツを着ていること”というくだりは、巷で、特にアート界で大きな、大きな話題となった。

[#54 How to spot a racist?]
人種差別者を見つけるには? 人種が混ざったマレーシアに暮らす人々が日常的に放つ人種に関する発言は、時にジョークと人種差別の微妙な境界線をさまよっている。

[#75 The People Versus Erykah Badu]
スター紙が掲載した広告写真が原因で、突如中止命令が下ってしまったアメリカの歌手エリカ・バドゥのコンサート。このエピソードでは、その他有名アーティストの公演実施を認めなかった政府側の理由も紹介されていて興味深い。

アティカ

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