2016年6月-マレーシア最新芸術事情

シェイクスピア没後400年

今年2016年は、英国の文豪ウィリアム・シェイクスピア没後400年にあたり、年明けから英国はもとより、世界各地で関連イベントが開催されています。ブリティッシュ・カウンシルは、その作品や文化、教育、社会への影響を讃えるシェイクスピア・リブズ2016と題した大規模なプログラムを全世界で展開しているほか、日本でも大学、出版社、劇場などで記念イベントや公演が行われているようです。

マレーシアもその類に漏れず、当地のブリティッシュ・カウンシルやクアラルンプール・パフォーミング・アーツ・センター(klpac、ケーエルパック)などを中心に、シェイクスピアにまつわるイベントが企画されています。4月にはブリティッシュ・カウンシル主催の『ハムレット』の映画上映が、また、先月末にはシェイクスピア劇に登場する主要な女性キャラクターを集めた現代版のモノドラマがklpacで開催されていました。klpacのプロダクションハウスであるアクターズ・スタジオは、今年一年を通して“Shakespeare 400 Festival”を実施、上記以外にも6月1日~5日にklpacで上演されるマクベスをもとに、60年代初頭のマラヤ連邦を舞台にしたマレー語劇“Dato’ Seri”他、たくさんのシェイクスピア劇あるいはそれを題材にしたお芝居、コンサート、ワークショップ、はたまたワヤンクリなど、さまざまなものを企画しています。詳しくは、http://www.klpac.org/shakespeare-400-festival/でご確認ください。

klpacといえば、6月には2名の日本人指揮者を迎えて、klpac Symphonic Bandとサバ州のTshung Tsin Wind Symphonyの共演による“Everything Japanese(日本の作曲家特集)”と題したコンサートの公演があるそうです。このコンサートはその名の通り、日本人の作曲家の楽曲のみを特集して演奏するもので、6月10日~12日にその公演が行われます。
もしかしたら美術や映画よりも、少しハードルが高いかもしれない演劇鑑賞。でも、普段からなじみのあるストーリーや音楽を選べば、ぐっと入りやすくなるかと思います。ぜひ、マレーシアならではのシェイクスピアを、そして日本の音楽を、楽しんでみてはいかがでしょうか?

アティカ

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