2017年1月-マレーシア最新芸術事情

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a-1

恐るべし! クラフト・コンプレックス

最近、バティックにはまっています。あるプロジェクトに関わらせていただいたことが引き金とはなっていますが、もともと母が洋裁店を営んでいたおかげで、小さなころから常にきれいな布地に囲まれて育った根っからのテキスタイル好きです。
クアラルンプールにはクラフト・コンプレックスというものがありますが、実は最近まで、「どうせ観光客向けで高いんでしょ!」と、ほとんど目もくれていませんでした。しかし昨年は2回も足を運び、狂喜乱舞の数時間を費やし、バティックをドカ買いしてしまったのです。
訪れたのは、2回ともクラフト・フェスティバルが開催されている期間。工芸品製作やソンケット織りの実演にはじまり、クランタンやトレンガヌを中心とした各地のバティック業者/工房が所狭しと肩を並べています。
マレーシアのバティックとしてよくスカーフなどに使われているのは、大柄のお花などが手描きで描かれたものが色鮮やかに染められたものですが、私が好きなのは、コットン、あるいはコットンシルクに型押しのもの。サロンとして売られているものが多いです。一見柄がはっきりしていてよさそうなものは、実は機械染めであることが多く、すべて手作業で作られているバティック・サロンはマレーシアでは本当に数少なくなってきています。以前お目にかかった、インドネシアのジョグジャカルタにある藍染めバティックの専門家の方は、「機械染めのものはただのコピー。あれをバティックとは呼ばない。」とおっしゃっていましたが、確かに手作りの良いものをたくさん見ていくうちに、かつて自分が好んで購入した機械染めのバティックが、全く味気ないものに見えてくるから不思議です。
はっきりとした色が多いような印象ですが、こういったフェスティバルでは、パステル系の色を売りにしているお店や、白とグレーの二色染めなどを扱うお店もあったりして、日本人でも身にまといやすい色や柄が見つけやすいのもまた良いところ。バジュクロンやスカーフなど、既製品も数多く売っています。今年はぜひクラフトフェスティバルに足を運んで、お気に入りのマレーシア産バティックを探してみませんか?

 

Craft Complex (Kompleks Kraft)
Seksyen 63, Jalan Conlay, 50450 KL
Tel: 03-2162 7459

 

アティカ

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る