2017年2月-マレーシア最新芸術事情

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2016年マレーシア映画
興行成績ランキング発表

昨年日本では、新海誠監督の『君の名は。』が興行収入200億円を上回る超大ヒットとなり、ご覧になった方も多いのではないかと思います。
一方マレーシアでは、国産の映画が興行成績の上位を飾るということはまだまだ難しいですが、それでもここ数年は毎年過去のマレーシア映画歴代興行収入トップ10に食い込んでくる作品が増えてきました。必ずしも売り上げに質が伴うということではありませんが、それはおそらく多くの国においても言えることかと思いますので、まずはその昨年のトップ3をご紹介。
■1位 MUNAFIK (ムナフィク)
【2月25日公開、興行収入約1700万リンギ、歴代3位】
マレーシア映画界切ってのヒットメーカーSkop Production制作、スーパー「親の七光り」シャムスル・ユソッフが監督&主演の宗教も絡めたホラー映画。私は予告編を見た時点でドン引きだったのに、これが一番売れるとは! と、改めてマレーシアの一般人が映画に何を求めるのかを見せつけられた結果となりました。ちなみに、シャムスル氏は主題歌でラップにも挑戦し、音楽賞まで受賞してしまいました。
■2位 OLA BOLA (オラ・ボラ)
【1月28日公開、興行収入約1600万リンギ、歴代4位】
以前にこのコラムでもご紹介しましたこの作品。作品冒頭でこの作品がフィクションであるということは明言されていたにもかかわらず、最後にゴールを決めたプレーヤーの人種が違うだの、史実に忠実に基づいていないだのと公開後に騒ぎ出す人もいましたが、それでも、人種を超えて一つになることの素晴らしさを詠ったこの映画は、現在のマレーシアに必要だった作品なのではないかと思います。
■3位 BOBOI BOY (ボボイ・ボーイ)
【3月3日公開、興行成績約1570万リンギ、歴代5位】
ちびっ子たちに大人気のTVアニメーションシリーズ、ボボイ・ボーイ。予想通りの大ヒットとなりました。キュートなキャラクターと分かりやすいストーリーでおそらくこれからもその人気は続くことかと思いますが、個人的にはやっぱりUpin&Ipin(ウピン・ダン・イピン)の方がマレーシアらしいストーリーで好きだなぁ。
さぁ、今年はどんな映画が公開されるのか? 皆さんに胸を張っておすすめできるような作品を、私も待ち望んでいます。

 

Craft Complex (Kompleks Kraft)
Seksyen 63, Jalan Conlay, 50450 KL
Tel: 03-2162 7459

 

アティカ

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